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御座石神社伝統祭事へ どぶろく仕込み

長野日報 4/15(土) 8:00配信

 茅野市本町区の御座石神社の伝統祭事どぶろく祭(27日、市無形文化財)に向けて、祭りの酒宴で振る舞われるどぶろくの仕込み作業が、同神社境内の濁酒醸造蔵で行われ、周囲に甘い香りを漂わせている。

 今年の当番地区は本町3丁目。当番長の波間洋一さん(69)、記録の笠原充雅さん(71)、会計の小池恒男さん(60)の3人が同神社社務所に泊まり込みでどぶろくの発酵具合を管理している。

 3月下旬から境内の醸造蔵で作業が始まり、現在は大きなタンク3基で「中仕込み」「留め仕込み」まで終了。本番まで、1日に5回の温度管理と2回のかい入れ作業などを続け、最終的に味を決めていく。当番3人によると、今年は「甘口ですっきりとした味」が目標だ。

 作業には、蒸した酒米を運ぶ重労働と分量や温度など細心の注意を払った数値管理が求められるといい、今年もダイヤ菊醸造元の諏訪大津屋本家酒造の指導を受けて仕込んでいる。

 波間さんは「おいしいどぶろくを造るので楽しんでもらいたい」、笠原さんは「祭りで『おいしかった』と言われるように頑張る」、小池さんは「責任重大で毎日緊張しながら作業している」と話している。

最終更新:4/15(土) 8:00

長野日報