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越川優「インドアでも代表に入れるレベルにいるからこそ、ビーチに転向して五輪を狙えると僕は思っている」

4/15(土) 10:00配信

バレーボールマガジン

ビーチとインドアの共通点は間違いなくある

元全日本代表主将でJTサンダーズのエース、越川優選手のインタビュー後編です。後編では、1月に発表したビーチバレーへの転向について、お話をうかがっています。

ーービーチ転向の理由を改めて教えていただけますか。

越川:一番は五輪ですね。今までずっとやってきて、五輪に出場することが自分にとって大きなモチベーションになっていました。3年後の東京五輪についても、その気持ちは同じです。

 選手として、スタッフとして、東京五輪に対して色々な関わり方があると思います。そのなかで、選手として関わっていくことがベストだという自分の思いがありました。

 去年の6月の段階で、ビーチ関係者から「(自国開催である)東京五輪で、インドアとビーチ男女合計4つのメダルを獲得したい。その為には、東京五輪はもちろん、その先も含めてレベルアップを図っていく必要がある。インドアの選手をビーチへ転向させる案があって、そのリストに越川選手も入っている。」と、声をかけていただきました。それは本当に有難いことです。自分がやってきたことを評価していただいての、選出だと思うので。だから本当に嬉しかったです。

 一方で、インドアで五輪というのもずっと考えていたことですので、(転向するかどうかは)すごく悩みましたね。

 代表を外れたことによって痛感したのですが、これまで世界と戦うというのが、有難いことに自分にとっては当たり前になっていた。高校生の頃から13年間、代表での合宿や大会に参戦させてもらう中で、それが当たり前になっていたんです。

 でも、この2年、世界と戦うということがなかった。見てはいたけど、実際に自分がコートで戦うことがなかったから、自分のプレーと、今までやってきた環境と、国内だけでやってきた2年に、すごくギャップがありました。世界と戦えないもどかしさ、世界のトップレベルを感じられない物足りなさを感じて、この2年やってきたなって改めて思ったんです。

 そのうえで、「インドアでトップレベルではないから、ビーチに行った。」ということでは、絶対に五輪には出られない。今の体の状態やプレーの状態を考えた時に、インドアでも代表に入れるレベルにいるからこそ、ビーチに転向して五輪を狙えると、僕は思っています。

(ビーチ男子では)今までに北京、ロンドンと五輪に出場していますが、片方はインドア出身者なんですよ。そういうことを考慮に入れた時に、ビーチとインドアの共通点は間違いなくある。だからやれると思い、決断しました。

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