ここから本文です

【F1】マクラーレン「アロンソのインディ500出場は契約交渉の一部」

4/15(土) 6:40配信

motorsport.com 日本版

 マクラーレンは、フェルナンド・アロンソのインディ500出場を許可したのは彼を2018年もチームに留まらせるためだということを仄めかした。

【写真】バーレーンGPのプレスカンファレンスに出席したアロンソ

 マクラーレンは、アロンソがモナコGPを欠場しインディ500に出場するということを決断した。そしてそのインディ500には、アロンソは『マクラーレン・ホンダ・アンドレッティ』としてエントリーすることになる。

 アロンソは以前から、世界三大レースであるモナコGP、ル・マン24時間レース、そしてインディ500を制したいと公言しており、F1に参戦しながらこれを行うには、マクラーレンが他チームにオファーを出す可能性があるということになる。なお、もしアロンソが世界三大レースの全てで勝利を挙げることになれば、グラハム・ヒル以来ふたり目の快挙となる。

 この計画は、アロンソとの2018年の契約を明確にするためのひとつなのかと尋ねると、レーシングディレクターのエリック・ブーリエは、こう答えた。

「そうだろう? 契約について交渉するときは、みんな自分の“トリック“を持っているものだ」

アロンソ欠場の影響は?

 モナコGPは、マクラーレンが今シーズン良い結果を出せる可能性のあるレースのひとつだが、彼らは貴重なポイントを失う可能性があることを理解している。

 しかしブーリエは、将来に向けてより広範な関係を持つためにも、アロンソがインディ500に出場するという決断は正しいと考えており、ジェンソン・バトンは十分に代役を務めることができるという。

 アロンソがモナコGPを欠場することによってどんな損失があるのかと尋ねると、ブーリエは、「これはとても大きなビジョンだ」と話した。

「まず最初にジェンソンをマシンに乗せることができた。つまり、このマシンからベストを引き出すことができるワールドチャンピオンを起用できるのだ」

「ストフェル(バンドーン)も素晴らしい才能を持ったドライバーのひとりであるし、ジェンソンと同じくベストを尽くすことができるはずだ」

「彼(バンドーン)はGP2時代にモナコで勝っているし、モナコでのレースの仕方をわかっている。チャンスを失うというわけではない。大きなビジョンの中で、マクラーレン・ホンダにとってより大きな利益になる」

「我々はホンダとの間に強固な関係性があり、パートナーシップを結んでいる。我々がコンペティティブであるという可能性を示したい。これは、マクラーレンがかつてインディ500で勝利しているという過去の遺産の一部だ」

「また、これは我々にとってベストなマーケットであり、商業と自動車の面では初めてのマーケットだ。だからこのプロジェクトが機能するためのポジティブな面がたくさんあるし、ホンダとアロンソのより長期に渡る関係性の構築の一部だ」

Jonathan Noble