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【WEC】開幕戦シルバーストン1日目トップの中嶋一貴「すこぶる好調」

motorsport.com 日本版 4/15(土) 17:12配信

 4月14日金曜日、WEC(世界耐久戦)開幕戦シルバーストンのフリー走行が行われた。

【写真】ハイダウンフォース仕様のトヨタTS050ハイブリッド(サイド側)

 この1日で、トヨタのTS050ハイブリッドはトップタイムを記録。午後のセッションでは、トヨタの中嶋一貴がトップタイムにつけ、ポルシェに約2秒差つけた。

 トヨタの2台はエアロの評価や予選シミュレーション、ロングラン等のプログラムを実行。トヨタは4月上旬に行われた公式テストの前に、高ダウンフォース仕様のマシンをテストしていたが、そこから大幅なセッティングの変更は行わずに開幕戦シルバーストンにマシンを持ち込んだという。

 中嶋は今回のマシンの感触について、次のように語った。

「すこぶる好調ですね。基本的にハイダウンフォース仕様で(ポルシェと比べると)有利だということもありますが。ただ去年よりもグリップも高いですし、思った通りに車が動いてくれるので調子が良いと思います」

「予選シミュレーションなので、速いのは当たり前ですが、ロングランもタイムが良かったのでそこはポジティブなのかなと思います。今年はタイヤの本数が少なくて、ダブルスティントしなければならなくなるんですけど、その点も問題なさそうだと思っています。フィーリングが良かったです」

 開幕戦を迎える直前、中嶋らはマシンから良い感触を受けており、自信を持ってレースに臨むことができるとコメントしていたが、それをさらに裏付けるかのようだ。姉妹車を担当する小林可夢偉も、次のように口を揃えた。

「戦えるレベルには来ていると思います。ただ、ポルシェは予選シミュレーションやっていないと思うので、さらにタイトな戦いになると思います。レースペースを見ている限り、ポルシェも悪くありません」

 小林は、今の課題点について次のように語った。

「エアロのセッティングを煮詰めないといけないと思っています。僕とマイク(コンウェイ)が乗った時に挙動が突然おかしくなりました。その原因がまだわかりません」

「それ以外は特に悪い問題はないです」

 ポルシェが予選シミュレーションが行なっていないため、2チームの勢力図は未だ甲乙つけがたいものの、プログラムの内容に満足げのふたり。シルバーストン2日目に行われる予選にも期待が募るが、小林は「予選をやってみなければわかりません。フリー走行3回目でもロングランをやるつもりです」と慎重な姿勢を見せる。

 一方の中嶋は、身内同士の激しい争いを予期しているようだ。

「まだ(レースが)どうなるかわからないです。(他のマシンに)前へ出られると厳しいところがありますし、身内の”アレ”もあるので」

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最終更新:4/15(土) 22:23

motorsport.com 日本版