ここから本文です

中国外相「朝鮮半島は嵐の前夜、戦争が起きれば誰も勝者になりえない」

ハンギョレ新聞 4/15(土) 10:12配信

「朝鮮半島緊張」に王毅外相が再度自制要求 「双中断・双軌並行を細部化した運営方案を提示する」

 北朝鮮の追加核実験と米国の攻撃が議論され、朝鮮半島の緊張状況が高まる中で、中国が「戦争が起きれば誰も勝者になりえない」として、自制を要求した。

 王毅中国外相は14日午後、中仏外相会談後に記者団と会い、「最近、米韓と北朝鮮が互いを狙って刃物を握り弓を引いて、嵐の前夜の形勢になった」として「中国はいかなる形であれ緊張を高める言動と行動に一貫して反対する」と述べた。彼は「武力では問題を解決できず、対話のみが唯一の出口ということを歴史は何度も証明してきた」として「朝鮮半島の問題は、誰の言葉がより凶悪で、誰の拳がより大きいかで(解決)できるものではなく、ひとたび本当に戦争が起きれば、誰も勝者にはなれないだろう」と付け加えた。

 王毅外相は北朝鮮の追加核実験と米国の攻撃説が議論されたことを意識したように、「中国は各国に訴える。言動も行動も互いをこれ以上刺激せず、事態を挽回不能、収拾不能の状況まで追い立てるな」として「(朝鮮)半島に戦争と混乱を招こうが迷惑をかけようが、歴史の責任を負わねばならないことであり、当然な代価を支払わなければならないだろう」と話した。

 この日、王毅外相は中国が主張する「“双中断”(北朝鮮の核・ミサイル試験中断、韓米の大規模軍事訓練中断)と“双軌並行”(非核化・平和体制転換)など対話と交渉を通じた解決と関連した後続提案が出てくる可能性をも示唆した。彼は「中国はこれを一層細部化し、適切な時期に運営方案を提示するだろう」とし「同時に中国は開放的態度で各国が努力する建議を受け入れる。対話をするということならば、公式であれ、非公式であれ、2者でも、3者でも、4者でも、中国はすべてに支持を送るだろう」と話した。

 最近、中国政府は各国に自制を訴える信号を連日発信している。この日、中国外交部の耿爽報道官は定例ブリーフィングで「朝鮮半島情勢が複雑で敏感なので、私たちはすべての国に冷静と自制を要求する。朝鮮半島の緊張を高めかねない行動をしてはならない。そうした行動は無責任で危険だ」と話した。これに先立つ13日、王毅外相は朝鮮半島の緊張状況と関連して、「あおりたてたり火をつけてはならない。この問題で火に油を注いではならない」とし「中国は朝鮮半島に混乱が生じることにも戦争が勃発することにも反対する。これは米日韓を含む領域内各国の利益に符合する」と話した。ただし、彼は「挑戦の中に機会があり、緊張の中に対話復帰の機会がある」と但し書を付けた。

北京/キム・ウェヒョン特派員 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

最終更新:4/15(土) 10:12

ハンギョレ新聞