ここから本文です

買い付け価格160円に 丸井織物、倉庫精練TOBで

4/15(土) 1:15配信

北國新聞社

 東証2部上場の倉庫精練(金沢市)に対して株式公開買い付け(TOB)を実施している丸井織物(中能登町)は14日、買い付け価格を1株148円から160円に引き上げると発表した。期間も15営業日延長し、5月18日までとする。倉庫精練の上場維持に向けた措置となる。

 東証の上場廃止基準に抵触している倉庫精練は、4月の月間平均、月末時点の時価総額がともに10億円(1株141円)を超えなければ上場廃止となる。しかし、TOBが始まった3月28日以降の株価は141円を下回る日もあり、てこ入れが必要と判断した。

 買い付け価格の引き上げは3月28日~今月14日にTOBに応募した株主にも適用される。取得価格は当初より約4275万円多い5億7008万円となる。

 丸井織物の宮本好雄専務は「当初の目的である上場維持の達成に向けた、当社の強い意思表示だ」と話した。再度の価格引き上げについては「現時点では検討していない」とした。

 丸井織物は、倉庫精練の株式を議決権ベースで50・01%取得することで子会社化を目指している。倉庫精練は14日、取締役会を開き、丸井織物が発表したTOBの条件変更に賛同することを全会一致で決めた。

北國新聞社

最終更新:4/15(土) 1:15
北國新聞社