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ユナイテッド航空のCEO賞与50万ドル、顧客満足度調査の結果が左右

Bloomberg 4/13(木) 13:18配信

米ユナイテッド航空の対応に憤慨する顧客は、その怒りを興味深い標的に向けることで発散できる。その標的とは最高経営責任者(CEO)の財布だ。

ユナイテッドはオスカー・ムニョスCEOの年間ボーナス約50万ドル(約5440万円)を顧客満足度アンケート調査結果に連動させている。シカゴでオーバーブッキング(過剰予約)になった便の乗客1人を無理やり引きずり降ろした事件と、ムニョスCEOのまずい対応は、報酬面で助けにはならないだろう。

同社は座席の足元の広さや機内で提供するコーヒーの質といった項目について毎日、約8000人を対象に顧客調査を実施しているが、乗客は既にかなりの不満を抱いている。2016年の調査会社JDパワーのランキングでは、ユナイテッドは従来型の北米航空会社で最下位だった。それが今回の事態で、ユナイテッドの早期復活は一段と望み薄となった。

もちろん、ムニョスCEOはボーナス50万ドルを得られなくても路上で物乞いすることにはならない。同CEOの雇用契約によれば、16年の目標報酬は約1430万ドル。昨年の実際の報酬は月末までに開示される見通し。

ユナイテッドの取締役会は当局への提出書類で、経営陣の報酬は「従業員と株主、顧客の利益を一致させる目標の実現進展に向けて策定されている」と説明している。ユナイテッドはコメントを控えた。

原題:United Tied $500,000 CEO Bonus to Customer Satisfaction Results(抜粋)

Anders Melin

最終更新:4/13(木) 13:18

Bloomberg