ここから本文です

イースターは「第2のハロウィン」となるか? 「ごり押し」反発よそに参戦続々

J-CASTニュース 4/16(日) 9:00配信

 ハロウィンの次は、イースター?――キリスト教の「復活祭」ことイースターは、これまで日本ではあまり馴染みのない行事だった。ところがここに来て、有名企業が次々参入するなど、盛り上げムードが広がっている。

 「またごり押しか」といった皮肉な声もある一方、SNS上での拡散もあり、本格定着も十分あり得るとの見方も。果たして、柳の下にどじょうならぬ、卵は隠れているのだろうか。

■若い世代の取り込み図るイオン

 イースターは、イエス・キリストの「復活」を祝う祭りだ。毎年、「春分の日の後の最初の満月の次の日曜日」に催される。2017年は、4月16日になる。

  「イースター市場自体はまだ小さいですが、伸び率は大きいです。商機だと考えています」

 イオンリテールの広報担当者は、イースターを直前に控え、J-CASTニュースの取材に、明るい口調で答えた。

 イオンは2017年、グループ全体としては初めてイースター商戦に参入した。歌手のきゃりーぱみゅぱみゅさんを起用し、各種のプレゼントキャンペーンやセールなどを実施するほか、動画サイト「MixChannel」とコラボし、きゃりーさんがイースターに合わせてリリースした「良すた」を使った動画投稿コンテストなどを開催するなど、特に若い世代に焦点を合わせる。

  「イオンのキャンペーンをきっかけにイースターを知ってもらい、来年以降の商機にもつなげていければ」

 時期としても、3月のひな祭り、5月のゴールデンウイークの間で、これといったイベントのない4月の穴を埋めることもできる。ぜひ、第2のハロウィーンに――イオンの答えからは、イースターへの期待の強さがうかがえる。

「日本流のイースター」が定着する?

 手ごたえをつかむ企業も出ている。ハウステンボスは2016年、初めてイースターイベントを実施した。小さな子どもを主なターゲットに、卵への絵付け体験や卵料理などを提供、好評を博したという。今年も継続して開催中だ。

  「文化が違うので、(定着は)なかなか難しいとは思いますが、ハロウィンが定着したように、日本版のイースターというのがあってもいいかと思います」

 ハウステンボスの広報担当者は、日本でのイースターの今後についてそんな見方を示す。

 欧米では非常にポピュラーな行事だが、日本での市場規模は10億円程度に過ぎない。しかし、ちょっと前まで同じような立場だったハロウィンは、2016年にはバレンタインデーを超える市場規模1345億円(日本記念日協会調べ)を記録するなど急成長を遂げた。これまでは東京ディズニーリゾートやユニバーサル・スタジオ・ジャパンなど、テーマパークの取り組みが目立つ程度だったが、「第2のハロウィン」を狙ってか、ここ数年、さまざまな業種がイースター商戦に参入している。

1/2ページ

最終更新:4/17(月) 17:34

J-CASTニュース