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中国大陸から観光の男性、台湾に政治的保護要求へ…民主化運動に参加経験

4/16(日) 13:01配信

中央社フォーカス台湾

(台北 16日 中央社)中国大陸から台湾に団体旅行で訪問していた民主活動家の張向忠氏が、今月13日から単独で行動し、隠れていることが分かった。張氏は15日、中央社の取材に対し、18日にも台湾の対中国大陸政策を担当する行政院(内閣)大陸委員会を通じて政治的な保護を求める考えを示している。

張氏は中国大陸山東省曲阜市出身。現地の民主化運動「新公民運動」に参加し、3年間拘束され、昨年7月に釈放されたという。台湾には今月12日に訪れ、予定では19日に中国大陸へ戻る予定だった。

張氏が団体を抜け出したとの通報を受けて、大陸委員会をはじめ、内政部(内務省)警政署(警察庁に相当)、移民署などの関係機関が調査を進めているが、現在までに潜伏場所は分かっていない。

交通部(交通省)観光局によると、中国大陸籍の旅行者は観光目的の場合、最長15日間の滞在が認められている。

一部メディアは、与党・民進党の元職員の李明哲氏が、中国大陸で拘束され、妻らが釈放を求めていることに感化されたと張氏の話を報じている。

(繆宗翰、汪淑芬/編集:齊藤啓介)