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【巨人】マギーで連敗ストップ!得点圏打率チームトップ.474

スポーツ報知 4/16(日) 6:03配信

◆中日2―6巨人(15日・ナゴヤド―ム)

 マギー、マギーの大合唱に帽子を取って応えた。ヒーローインタビューに呼ばれたクラッチヒッターは、任務を遂行し、誇らしげだった。「連敗を止めて、チームを元の勢いに戻すことが大事だった」。開幕5連勝から一転、5連敗で迎えた最初の正念場。2安打2打点の新助っ人が、昨季までとの違いを生み出した。

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 ためて、ためて、天敵の魔球を砕いた。初回2死一、三塁。過去2年で5勝を献上していた若松のチェンジアップを捉えた。直球との見分けがつかず、タイミングが取りにくい難敵。はやる気持ちを抑え、心の中で対策を唱え続けた。「しっかり見極めて、大振りしない」「引っ張ろうとしすぎない」「ミートに徹してセンター中心に打ち返す」。高い意識が中前への先制タイムリーとなった。

 1点を追う6回、再びGキラーに襲いかかった。無死一、二塁。対策通りにボール球を2球続けて見極めた後、スライダーをすくい上げ、左翼フェンス直撃の同点二塁打を放った。「ホームランになる、ならないより、得点を挙げることが大切」とクールに振り返った。

 開幕から類いまれな勝負強さを発揮する。この日は先制&同点打を放ち、得点圏打率はチームトップの4割7分4厘。好調の要因には3、4番の存在がある。「3、4番が自分が楽に打てる状況をつくってくれている」。昨季の首位打者・坂本勇と好調の阿部との勝負で投手が神経をすり減らす間、マギーはじっくり球筋と配球を観察している。

 打率1割台に低迷する長野が、昨季は3度しかなかったスタメン落ち。由伸監督が6、7番を組み替えた一方で、開幕から不動のクリーンアップの相乗効果がもたらした価値ある1勝。指揮官は「3、4、5番の主軸が打てば、流れは当然良くなる」と拍手した。

 オープン戦は打率1割4分8厘と低迷したが、本人は「オレはスロースターターなんだ」と自らに言い聞かせ、開幕にロックオンしていた。V請負人となった楽天時代の13年もオープン戦の打率2割から、3、4月は同4割超と大変身を遂げた。「しっかり休んであしたに備えたい」と連敗脱出後はすぐさま次戦へ目を向けたマギー。試合後には名古屋に駆けつけた家族と至福の時を過ごし、再度の大型連勝へ英気を養った。(宮脇 央介)

最終更新:4/16(日) 7:55

スポーツ報知

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