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まさかの高視聴率 昼ドラ「やすらぎの郷」に他局は大慌て

日刊ゲンダイDIGITAL 4/16(日) 9:26配信

「北の国から」など数々の名作ドラマの脚本を手がけた倉本聰(82)が、シニア世代に贈るテレビ朝日系の昼ドラマ「やすらぎの郷」が絶好調だ。

 本作は、かつてテレビの黄金時代を支えた俳優、作家、ミュージシャンら「テレビ人」と称する業界人だけが入居できる老人ホームが舞台の人間ドラマだ。出演者には石坂浩二をはじめ浅丘ルリ子、有馬稲子、加賀まりこ、草刈民代、五月みどり、常盤貴子、野際陽子、藤竜也、風吹ジュン、八千草薫ら豪華キャストが名を連ねている。

「4月3日から7日までの第1週の番組平均視聴率は7%。しかも、4日は日テレ系『ヒルナンデス!』、TBS系『ひるおび!』、フジ系『バイキング』を抑えて同枠のトップになった。第2週になっても勢いは止まらず、10日、12日も同枠のトップになっています。これはもう無視できない数字です」(民放関係者)

 この絶好調ぶりに、慌てたのが日本テレビ、TBS、テレビ東京の3局だ。60歳以上の視聴者を対象に“シニア・プログラム・プロジェクト”を立ち上げたという。

「民放各局は、まさかの結果に度肝を抜かれています。当初は、取れても視聴率2~3%というリサーチが挙がっていた。ところがこの高視聴率です。シニアを対象にした昼ドラマがここまで視聴者のハートをわしづかみするとは思っていなかった。日テレ、TBS、テレ東は、シニアを狙ったドラマやバラエティー番組の企画開発に新たな予算を投じるそうです。ただし、フジテレビだけは、いまだにF1、F2、M1、M2層をメーンの編成に力を入れているため興味を示していない。もしかしたら、今回の“異変”に気付いていないのかもしれません」(大手広告代理店関係者)

 テレ朝では放送に至るまでに数々の難問が立ちはだかったという。

「実は局内を二分する大論争になったんです。営業サイドは大反対だった。それでも最終的にGOサインを出したのが、代表取締役会長の早河洋氏です。最後はトップが言うんだからやろうということで一致団結した」(テレ朝関係者)

 テレビ界に新風を吹き込んだまさかのシニア企画。次はどんな番組が立ち上がるのか。

最終更新:4/17(月) 14:42

日刊ゲンダイDIGITAL