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「はしか」感染 海外旅行注意 大型連休控え警戒

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS 4/16(日) 8:44配信

 昨年から全国各地で流行している「はしか(麻疹)」。今年も、2日現在で本県ではないものの、山形や三重など18都道府県で計99件の報告があった。海外渡航者を通じて感染が広がっていることから、静岡県内の医療関係者は海外旅行に出掛ける人が増えるゴールデンウイークを前に注意喚起している。

 はしかは、昨年8~9月に関西国際空港で、今年3月以降も山形県を中心に感染が拡大。インドネシア・バリ島などに渡航歴のある患者が、立ち寄った場所で感染を広げている。

 はしかの感染力は極めて強く、抗体を持たない人はほぼ確実に感染するとされる。現在、ワクチンは定期接種として1歳と小学校入学前の2回受けられるが、20代後半から30代の世代は接種回数にばらつきがあり、抗体が十分でない可能性がある。山形県の例では、患者の多くがワクチンを接種しているが抗体が不十分なために感染した「修飾麻疹」とみられる。

 本県も油断できないとして県小児科医会などが警戒を強めている。静岡厚生病院小児科の田中敏博診療部長は「乳児は確実に予防接種をすべきだが、決して子どもの病気と思わないで」と呼び掛ける。はしかの症状は高熱や全身の発疹などで、「症状がある場合は、不用意に医療機関に行くのでなく、まず電話をして医師の指示に従ってほしい」と感染拡大防止策を求めている。

静岡新聞社

最終更新:4/16(日) 8:44

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS