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(古典百名山:2)カール・マルクス「資本論」 大澤真幸が読む

朝日新聞デジタル 4/16(日) 11:30配信 有料

 ■私(〈物〉)の価値と他者(〈貨幣〉)の支配と
 この連載(大澤担当分)の第一回としては、この本以外には考えられない。ここ二百年間に出た人文社会系の本の中で最も重要な本、『資本論』。フランスの哲学者デリダは、マルクスを読まないことは常に過失となる、とまで言っていた。
 『資本論』は三部に分かれていて、マルクスが存命中に出されたのは第一部のみ。後の二部は、マルクスの没後、盟友のエンゲルスが草稿を編集したもので、特に第三部は未完成感が強い。
 まずはっきり述べておく。『資本論』は経済学の本ではない。マルクス自身の語彙(ごい)を使えば、「経済学批判」。……本文:1,498文字 この記事の続きをお読みいただくには、朝日新聞デジタルselect on Yahoo!ニュースの購入が必要です。

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朝日新聞社

最終更新:4/16(日) 11:30

朝日新聞デジタル