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現代アート、交差する20の個性 香川県立ミュージアム特別展、ゆかりの作家紹介

産経新聞 4/16(日) 7:55配信

 国内外で活動する香川県出身およびゆかりの現代アートの作家20人を紹介する特別展「クロスポイント/交差する視線 20の表現」が15日、香川県立ミュージアム(高松市玉藻町)で開幕した。ジャンルも年齢も違う20の個性が、香川漆芸など江戸末期から時代の潮流にとらわれない「ものづくり」を続けてきた香川の土地で交差した。

 作家20人は、絵画が岡田真宏、蔵本秀彦、西村記人、依田順子、依田洋一朗の5氏、版画は筆塚稔尚氏、立体は大島よしふみ、さとうゆうじ、辻野栄一、野口哲哉の4氏、陶芸は稲崎栄利子、亀井洋一郎、田淵太郎の3氏、インスタレーションはイワサトミキ、カミイケタクヤ、長野由美、松田有生、山端篤史の5氏、写真は山本糾氏、映像は得丸成人氏。館内には多彩なジャンルの作品約100点が展示されている。

 特別展示室に入ると、まず迎えてくれるのは彫刻の辻野氏の作品群。木の表面を電動工具で焦がしながら刻み、太古の動植物を連想させる作品が展示されている。

 陶芸の稲崎氏の作品は緻密で繊細さにあふれている。平成27年度の県文化芸術新人賞を受賞した野口氏は精巧な甲冑をつけた武士の姿を作り出し、人間の普遍性を表現している。

 同館では「ユニークな作品がそろっているので、ぜひ多くの人に見に来てほしい」としている。

 6月4日まで。午前9時~午後5時。毎週金曜は午後7時半まで。月曜休館(5月1日は開館)。観覧料は一般千円、高校生以下、65歳以上は無料。期間中は出展作家や同館学芸員らによるトークやワークショップなどが予定されている。問い合わせは同館(電)087・822・0002。

最終更新:4/16(日) 7:55

産経新聞