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藤田、2差2位浮上!47歳“円熟の境地”で無欲のVだ/国内男子

サンケイスポーツ 4/16(日) 7:00配信

 東建ホームメイト・カップ第3日(15日、三重・東建多度CC名古屋=7081ヤード、パー71)首位に2打差の3位から出た藤田寛之(47)=葛城GC=が5バーディー、1ボギーの67で回り、通算11アンダーで2位に浮上した。藤田は13年ぶりの同大会優勝を狙う。前日首位の小平智(27)=admiral=は74とスコアを落とし、通算6アンダーの18位に後退。2位から出た梁津萬(38)=中国=が通算13アンダーで単独首位に立った。

 大粒の雨が邪魔をする。それでも藤田は崩れない。5つのバーディーを積み上げ、初日20位、第2日3位から2位へ順位を上げた。

 「スコアをみると今日は100点以上。満足している」。前日14日から好調のパットがさえた。3番(パー3)ではグリーン手前から12メートルのバーディーパットを沈め、そこから3連続バーディー。後半から雨が強まっても動じなかった。

 オフには松山英樹も使用する練習器具「パッティングチューター」を導入した。約20センチ先に鉄球2個をボール幅に置き、その間を通すように打つ。手の左右の力感を整え、まっすぐなストロークに導く効果がある。米ツアーでは50人以上が愛用しているという“優れもの”だ。

 ショットの練習は「今は300球打てば十分」と大幅に数を減らした。年齢に応じて気持ちの持ち方を変え、ミスにも寛容になったという。

 2004年以来、2度目の今大会制覇に向けて好位置につけた。「最終目標はそこ(優勝)だけど、そんなおこがましいことは今の自分に言えない」と、元賞金王はあくまで控えめだ。

 「応援してくれる人、サポートも多く受けている。感動を分かち合いたい」。円熟の47歳は目の前のタイトルにギラつくことなく、最終日を迎える。

最終更新:4/16(日) 8:44

サンケイスポーツ