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八坂神社、南楼門鮮やか朱色復活 修復終え通り初め 京都

産経新聞 4/16(日) 7:55配信

 京都市東山区の八坂神社で、明治時代初期に再建されて以来約140年ぶりに進められていた正門「南楼門(みなみろうもん)」の本格的な修復工事が終わり、15日に通り初めが行われた。宮司や氏子ら関係者が鮮やかな朱色によみがえった門の修理完了を祝った。

 老朽化が激しく、耐震補強が必要と同神社が判断したため昨年2月から修復工事が実施されていた。

 南楼門は高さ約14メートル、幅約9メートルで、本殿の南側にある銅板ぶきの2層の門。祇園祭の神輿(みこし)は必ず南楼門を通り、長刀鉾の稚児が社参する際にもくぐる。

 創建時期は不明だが、幕末に火事で焼失しており、明治12(1879年)に再建された。昭和56年には屋根が檜皮(ひわだ)ぶきから銅板ぶきに変更。

 今回の修復工事では、銅板を新調し、丹塗りを全面的に塗り替えたため鮮やかな朱色が蘇った。さらに、耐震補強も施しており、大地震や強風にも耐えられるようになったという。

 橋本正明禰宜(ねぎ)は「表玄関が修復されたので、すがすがしい気持ちで門をくぐって参拝頂ければ」と話していた。

 八坂神社では16日も舞楽奉納や祇園囃子(ばやし)の奉納など祝賀行事が行われる。

最終更新:4/16(日) 7:55

産経新聞