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旅行大手、豪華クルーズ続々 手厚いサポートで熟年取り込み

産経新聞 4/16(日) 7:55配信

 旅行大手各社が、豪華客船に乗ってクルーズ旅行を楽しむツアー商品を拡充している。背景にあるのは、割安価格で航空便やホテルを予約できるインターネットサイトとの競争だ。充実したサポートなど旅行会社の強みを発揮できる商品として、活動的な熟年層やクルーズ初体験の客を取り込むのが狙いだ。

 阪急交通社は米大手クルーズ会社2社と提携し、来年4~5月の大型連休に初めて2船同時にチャーター運航する。横浜発着で青森の弘前さくらまつりや博多どんたくを見物しながら韓国・釜山にも寄港するコースと、同じく高知や那覇、石垣、台湾を巡るコース。計7200人を募る。

 いずれも8泊9日、2人で約20万円から。大人1人につき13歳未満の子供1人が無料となるため、4人家族なら、1人当たり約5万円とリーズナブルだ。

 一方、JTBと商船三井客船は今年10月から、九州7県を「にっぽん丸」で巡るツアーを実施。

 日本旅行は定員約500人の小型船に乗るツアーを増やし、ギリシャ・コリントス運河を通るなど特色を打ち出して富裕層のニーズを狙う。

 国土交通省によると、日本のクルーズ人口は平成24年に20万人の大台を11年ぶりに回復した。「成長が見込める市場」(MSCクルーズ日本法人のオリビエロ・モレリ社長)とみて、今年から英豪華客船「クイーン・エリザベス」が日本発着クルーズを行うなど海外勢の進出が相次いでいる。

 阪急交通社は、昨年度に1万9千人だったクルーズ客数を来年度は3万人に伸ばす計画。「まず日本発着のクルーズで客層を広げ、(海外渡航して乗船する)フライ&クルーズ商品の販売拡大につなげたい」(松田誠司社長)考えだ。

最終更新:4/16(日) 8:09

産経新聞