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元医師の東大40歳右腕 ホロ苦1回4失点 MAX108キロ

スポニチアネックス 4/16(日) 8:10配信

 ◇東京六大学フレッシュリーグ 東大4―15慶大(2017年4月15日 神宮)

 東京六大学フレッシュリーグが15日、神宮で行われ、元勤務医で40歳の東大の右腕・伊藤一志投手(3年)が慶大戦に先発した。東大に限って3、4年生が出場できる新制度の下で登板し、1回4失点。「本当は18歳で来たかった。大遅刻ですね。やる以上は結果を出したかった」と悔しそうに振り返った。

 20歳以上年の離れたチームメートと汗を流してつかんだ夢の舞台。夫人ら家族が見守る中で必死に腕を振った。初球は昨年9月から浜田一志監督の勧めで習得に取り組んできたナックルボール。91キロでストライクを取ると場内からは拍手が湧いた。先頭から連打などで2失点も3、4番を抑えて2死にこぎつけた。しかし連続四球と失策でさらに2点を献上。盗塁は計3個許した。それでも最速108キロを計測し、打者9人に36球を投じてマウンドを後にした。

 指揮官は「ナックルを磨き続けてほしい」と今後に期待。伊藤は「(リーグ戦登板までの)道のりは長いし、たどり着くかも分からない。ナックルを投げられますと言える投手になりたい」と先を見据えた。

 ◆伊藤 一志(いとう・かずし)1976年(昭51)8月19日、愛知県生まれの40歳。東海高(愛知)卒業後、慶大を経て日本医大に入学し、硬式野球部でプレー。31歳で医師免許を取得し、大学病院などで麻酔科医として勤務した。10度の東大受験に挑戦。15年春に入学を果たし、同年野球部に入部。1メートル71、73キロ。右投げ右打ち。

最終更新:4/16(日) 8:10

スポニチアネックス