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拉致家族「最良の結果を」 半島緊迫、救出へ募る不安

産経新聞 4/16(日) 7:55配信

 朝鮮半島情勢が緊迫化する中、北朝鮮による拉致被害者の家族らは不安を募らせている。有事の際、日本政府は主体的救出は困難として米韓に協力を求める立場だが、家族らはあらゆる手立てを尽くして、全員救出を求めている。

 「武力が暴発すれば多くの命が奪われる。世界中が知恵を出して解決してほしい。日本の国、国民、安倍晋三総理を信じて最良の結果を待つ」。横田めぐみさん(52)=拉致当時(13)=の母、早紀江さん(81)は15日、目を潤ませ話した。父、滋さん(84)は「今、待ちに待っためぐみが隣の部屋にいるような思い。必ず解放される」と希望を語った。

 田口八重子さん(61)=同(22)=の兄で家族会代表の飯塚繁雄さん(78)と増元るみ子さん(63)=同(24)=の弟、照明さん(61)は東京都内で吉田正記念オーケストラの演奏会に出席。戦後歌謡界を代表する作曲家、吉田正氏の「異国の丘」を聴衆と合唱し被害者の救出を誓った。

 飯塚さんは「いかに厳しい状況でも被害者救出を最優先に取り組んでほしい」と訴え、増元さんは「他国頼みで国民は救えない。日本自らの力で奪還してほしい」と強調した。

最終更新:4/16(日) 7:55

産経新聞