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<那須雪崩>無線連絡に応答なく通報遅れ 検証委が初会合 

毎日新聞 4/16(日) 22:09配信

 登山講習会中だった高校生と教諭計8人が先月27日に栃木県那須町の雪崩で死亡した事故で、原因究明や再発防止策を提言する第三者による検証委員会が16日、宇都宮市内で初会合を開いた。県教委が講習会に参加した教諭に聞き取りをした結果、雪崩に巻き込まれた教諭らが、現地本部にいた責任者の教諭に何度も無線で連絡したが応答がなく、通報が遅れた経緯も報告された。

 検証委は、弁護士や雪崩研究の専門家ら委員10人と地元の山岳関係者ら協力委員4人で構成。現地調査を経て6月までに中間報告をまとめ、再発防止への提言を含む報告書を9月末までに公表する方針を決めた。

 会合に先立ち、遺族側が検証委に事故の原因究明や責任の所在を明らかにするよう求める要望書を、福田富一知事らに提出した。遺族の一人は「息子を含め8人の命が無駄にならないようにしてほしい」などと真相究明を求めた。【野口麗子、萩原桂菜】

最終更新:4/16(日) 22:12

毎日新聞