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「忘れない」「安全な国を」=客船事故3年で大統領候補―韓国

時事通信 4/16(日) 18:54配信

 【安山(韓国)時事】2014年4月に韓国南西部・珍島沖で起きた客船セウォル号沈没事故から3年を迎えた16日、ソウル郊外安山の合同慰霊所前で追悼式典が開かれ、数千人が参加した。

 5月9日投票の次期大統領選の有力候補も参列し、「(事故を)決して忘れず、真相を究明する」「安全な国をつくる」と口々に訴えた。

 「朴槿恵政権はセウォル号事故にふたをかぶせ、国民の心から消し去ろうとした」。革新系最大野党「共に民主党」の大統領候補、文在寅前代表は朴政権の対応を厳しく批判した。その上で「政権交代で発足する新政権は違う。セウォル号を決して忘れない」と強調。「(当選したら)直ちに新たな特別調査委員会を設置し、すべての真実を究明していく」と誓った。

 また、陸揚げされたセウォル号の船体についても、9人の行方不明者捜索のため、「船体調査委員会に対し、できるだけ早く、人員と予算を配分する」と約束した。

 文候補と支持率で競り合っている中道系野党「国民の党」の安哲秀元共同代表も「(事故を)決して忘れない。真実を徹底的に明らかにし、責任を取らなければならない者には責任を負わせる」と力を込めた。さらに「生命と安全を最優先にする国をつくる」と公約した。 

最終更新:4/16(日) 19:32

時事通信