ここから本文です

岡田プロ初完投!被安打4虎狩りでセ一番乗り「最初から全開で」

スポニチアネックス 4/16(日) 9:25配信

 ◇セ・リーグ 広島7―1阪神(2017年4月15日 甲子園)

 広島・岡田明丈投手(23)が15日、阪神戦(甲子園)で9回4安打1失点でプロ初完投勝利を無四球で飾った。今季リーグ一番乗りとなる快投で今季2勝目を挙げた。打線も相手ミスにもつけ込み12安打7得点と援護。今季デーゲームは5戦全勝とし、2位・阪神とのゲーム差を再び3.5とした。

 最後の打者・中谷を空振り三振に仕留めると、広島・岡田の表情は自然と緩んだ。前夜にチーム10連勝を止められ勢いに乗る猛虎打線を4安打に封じ9回1失点。リーグ一番乗りとなる完投勝利はプロ2年目で自身初となる完投勝利。無四球のおまけ付きだった。

 「9回を投げきるということは最初から意識していた。初めてだったのでうれしい。今日は真っすぐが良かった。最初から全開でいけたのが良かった」

 初回に4点など3回まで大量6点の援護をもらったことで余裕が生まれ4回まで完全投球。5回、先頭の福留に初安打を許し2死一塁から糸原に適時二塁打を浴びたが、失点はこれだけ。苦しい8、9回も3人ずつで片付けるなど5、7回以外は走者を許さず113球で虎狩りを完成させた。

 前回8日のヤクルト戦では8回1/3を1失点で今季初勝利を挙げたが、悔しい9回途中降板を味わった。完投は昨年6月4日のソフトバンク戦で雨天による5回コールドで記録していたが、通算21試合目で「先発として最高の仕事」と表現する9回を初めて投げきった。

 緒方監督も「前回はまだまだと思ったところがあった。一人で投げ切ったことを自信にしてほしい」と次回以降に期待を寄せれば、畝投手コーチも「テンポ良くストライク先行でいってくれた。カーブでストライクがとれ、緩急がうまく使えていた」と評価した。

 90球目と102球目にこの日の最速151キロをマーク。昨季は100球近くになると球威が落ち「投げる体力」の増強は急務だった。「キャンプから練習してオープン戦でも継続してできた」と話す左肩が上がり気味になるフォームを修正。球質に安定感が増すとともに疲労が減少した。下半身強化にも積極的に取り組んだ。1年間、戦い抜くことを念頭に置いた努力が一つ、実を結んだ。

 「こういうピッチングを続けていきたい」。背番号と同じ17勝を目標に置いているが、この日の投球を続ければ、決して不可能な数字ではない。 (柳澤 元紀)

最終更新:4/16(日) 9:25

スポニチアネックス

スポーツナビ 野球情報

MLB 日本人選手出場試合4/27(木) 16:15