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<石川・かほく市>女性市議誕生 残るは鹿児島県垂水市のみ

毎日新聞 4/16(日) 23:41配信

 ◇全国791市で2市のみだったが、47歳塚本さん当選

 全国791市で女性議員がいたことがない2市のうちの一つ、石川県かほく市で16日、市議選(定数15)の投開票があり、初の女性市議が誕生した。合併(2004年)前の旧3町時代を含め、女性議員がいなかった。

 女性で初当選したのは、民進公認のセミナー講師、塚本佐和子さん(47)。「女性の感覚を市政に反映させたい」と抱負を語った。

 同市は人口約3万5000人。かつては繊維業が盛んだったが、近年は約20キロ南の金沢市のベッドタウン化が進む。市発足後の市議選は、05年に別の女性1人が無所属で立候補したが、最下位で落選し、09、13年は女性の立候補がなかった。

 16人が立候補した今回の選挙戦で、地域に支持基盤を持たない塚本さんは、親族や友人と一緒に自転車などで市内を回り、「2人の息子を育てる母親の目線を生かしたい。出産後の家族支援や、女性が楽しめる企画に取り組みたい」などと訴えた。

 これで、女性議員がいたことがない市は鹿児島県垂水市(1958年市制施行)のみとなる。同市議会事務局によると、99年の市議選で女性1人が立候補したが落選し、その後、女性は立候補していない。総務省によると、全国の市区議会の女性議員の割合は14.6%(昨年12月31日現在)。【久木田照子】

最終更新:4/17(月) 0:59

毎日新聞