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Netflixオリジナル映画2作品、カンヌ映画祭コンペ初出品

4/20(木) 5:00配信

オリコン

 オンラインストリーミングサービスの「Netflix」オリジナル映画『マイヤーウィッツ ストーリーズ(ニュー アンド セレクテッド)』(原題/ノア・バームバック監督)と『オクジャ』(ポン・ジュノ監督)の2作品が初めて、第70回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門へ正式出品される。

【場面写真】ポン・ジュノ監督『オクジャ』

 最高コンテンツ責任者・テッド・サランドス氏は「世界で最も名高い映像作家たちによる魅力的な物語が上映される場として、カンヌ国際映画祭は他とは一線を画した位置を維持し続けています。この世界最高峰の映画祭にて今回、Netflixの中でも注目作品であるノア・バームバックおよびポン・ジュノ監督映画 を公式上映する運びとなり、大変光栄に思います」とコメント。

 今年の第89回アカデミー賞で初のオスカーを獲得(『ホワイト・ヘルメット シリア民間防衛隊』が短編ドキュメンタリー賞を受賞)した同サービスが、カンヌ映画祭でも新風を吹かせる。

 『マイヤーウィッツ ストーリーズ』は今年配信予定。とある家族の兄弟たちを主軸に、彼らが大人になった今なお、影響力を振るう年老いた父との葛藤にもがく世代間の物語。出演は、アダム・サンドラー、ベン・スティラー、ダスティン・ホフマン、エリザベス・マーヴェル、グレース・バン・パタン、エマ・トンプソンほか。

 『オクジャ』は6月28日より世界同時ストリーミング配信を開始する。『スノーピアサー』、『グエムル -漢江の怪物-』などの作品で知られるポン・ジュノ監督が、怪獣ものやファンタジー、SF、アドベンチャーといったジャンルを融合し、さらにはユーモア、哀切、また人間ドラマを巧みにブレンドした本作。

 韓国の人里離れた山間の家で、オクジャと呼ばれる巨大な動物を世話する少女ミジャ(アン・ソヒョン)。オクジャを親友のように大切に思いながら10年もの間のどかに暮らしていたのだが、ある日、多国籍企業ミランド社がオクジャを捕らえてニューヨークに連れ去ったことで、すべては一変してしまう。そこでは外面の美しさに取り憑かれた自己顕示欲の強いミランド社CEO、ルーシー・ミランド(ティルダ・スウィントン)が、オクジャを利用した一大計画を企んでいた。

 具体的な方策もないまま、絶対にオクジャを救出するという固い決意を胸に旅に出るミジャ。しかし、最初から困難が予想された彼女の旅は、オクジャを利用しようと目論む資本家やデモ参加者、街の人々と遭遇するたびに、一層複雑さを増していく。ミジャは、ただ親友を故郷に連れて帰りたいだけなのに…。

 人間と動物の絆という優しく穏やかな情景で幕が開けるも、次第に展開される独特かつ多層な世界観の中で、人間の内側に存在する"動物"の姿が浮き彫りになる。

 ポン・ジュノ監督は「自分にとって6度目となる今年のカンヌに、『オクジャ』と私の新たなパートナーのNetflixと共に帰って来られることを大変うれしく思います。またNetflixオリジナル映画として初のコンペティション部門出品を果たしたことに喜びを感じています」とコメントを寄せている。

最終更新:4/26(水) 22:37
オリコン