ここから本文です

“宇宙最強の男” ドニー・イェン━━世界に勇気を与える多彩なアクションの秘密

4/16(日) 13:10配信

dmenu映画

『イップ・マン』シリーズ(2008年, 2010年, 2015年)においてブルース・リーの師匠イップ・マン役を好演し、“宇宙最強の男” と慕われるようになった現代アクション界の伝説、ドニー・イェン。昨年は『ローグワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(2016年)に出演し、その緻密なアクションは多くの人々の記憶に残るところとなりました。ここではアジアのみならず世界を魅了する彼のアクションの秘密に迫ります!

【画像】逮捕、引退…で放送NG!? 『○○』シリーズ

ブルース・リーを追いかけた少年期

ドニー・イェン(甄子丹、Donnie Yen)は、1963年7月27日、中国広東省広州市に生まれました。中華武術研究所の創設者として知られる著名武術家の母のもと、9歳から本格的に武術を学び、カンフー映画の動きを真似るのが大好きな少年だったといいます。なかでも心から尊敬していたのは “ブルース・リー”。彼とお揃いの黒い中華服に身を包み、手作りのヌンチャクを持参するというのが、登校時の定番だったとか。10代後半にはあのジェット・リーと同じ名門校で武術を修め、将来を嘱望される存在となりました。

ドニーは少年時代に香港、ボストン、北京で居住した経歴を持ちますが、彼が多様なアクションスタイルと国際感覚を培ったのは、様々な都市で生活し、異なる環境に順応してきたおかげと考えられるかもしれません。

“変幻自在のアクションスタイル”と“パイオニア精神”

ドニー・イェンの半生は、“創造”と“開拓”の連続。プリズムのように多彩なアクションの片鱗は、チャン・イーモウ監督の『HERO』(2002年)においてジェット・リーと切っ先を交えた白熱のシーンからも窺い知れます。更に彼の魅力が開花したのは、出演とアクション監督を兼任した『SPL/狼よ静かに死ね』(2005年)です。プロレス技や関節技を柔軟に取り入れたり、警棒と刃物の交戦を自ら提案したりと、その“変幻自在性”を余すところなく発揮。『導火線 FLASH POINT』(2007年)ではアクションの中に本格的に総合格闘技を取り入れるなど新たな方向性を開拓しました。「成功をおさめた映画は新しいトレンドを生み出す」というドニーの名言からは彼のパイオニア精神を垣間見ることができます。

1/2ページ

最終更新:4/19(水) 13:56
dmenu映画