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「ミサイル発射は失敗」と米は断定…平壌市民はバドミントンなど平穏な様子

ホウドウキョク 4/16(日) 12:35配信

「強力な懲罰的措置を必ず行う」

韓国軍は「北朝鮮が日本時間午前6時20分ごろ、東部の新浦(シンポ)付近からミサイル1発を発射したものの失敗したとみられる」と発表した。

【動画】北朝鮮が公開した新型ミサイル

発射は失敗とみられていて、韓国軍とアメリカ軍が分析を急いでいる。

韓国政府は、発射されたのは「弾道ミサイル」と分析しているが、詳しい種類などは明らかになっておらず、北朝鮮が追加の挑発に出た場合、「強力な懲罰的措置を必ず行う」と警告した。

発射場所の新浦付近からは、今月5日にも弾道ミサイル1発が発射されている。

川沿いでバドミントンを楽しむ平壌市民

平壌で取材しているFNNの岩月記者によると、北朝鮮では日本時間午前11時50分現在、ミサイル発射についての発表は出ておらず、北朝鮮外務省の担当者に話を聞いても「知らない」という一言のみだったという。

また、平壌市内のホテルの窓からは川沿いでバドミントンを楽しむ市民らの様子も見えるなど街は穏やかな雰囲気に包まれているということで、メディアの取材ツアーも予定通り行われている。

けさ(16日朝)の労働新聞では、きのうの軍事パレードの際に檀上で笑顔を見せる金正恩委員長や、新たに登場した新型ミサイルなどの写真が多数掲載され、改めて軍事力を誇示している。

「大統領はこれ以上、コメントすることはない」

アメリカ太平洋軍は今回のミサイルについて「発射直後に爆発した」とし、「種類は分析中」と発表した。

マティス国防長官も発射は「失敗」だと断定する声明を発表。「大統領はこれ以上、コメントすることはない」とし、今月5日のミサイル発射後に出されたティラーソン国務長官の声明と同様、北朝鮮を突き放すような強い表現で非難した。

トランプ大統領は、弾道ミサイル発射について滞在中のフロリダの別荘でマティス国防長官から説明を受けた。トランプ大統領は最近、連日のように北朝鮮への強硬策をちらつかせ、朝鮮半島近海に原子力空母を展開するなど警戒を強めている。

既に北朝鮮政策の見直しをほぼ終え、金正恩体制の変更は求めないものの「非核化」に動き出すまで最大限圧力をかけ続ける方針を固めた、とも伝えられている。

日本政府は今回のミサイル発射が失敗したとみられることから政府関係者は「日本の安全保障に直ちに影響を与えるものではない」と述べている。

政府は総理官邸や防衛省などで情報の収集にあたるとともに、引き続き警戒・監視に努めることにしている。

最終更新:4/16(日) 12:35

ホウドウキョク