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包囲から逃れた人たち乗せたバスに自爆攻撃、43人死亡 シリア

AFPBB News 4/16(日) 9:02配信

(c)AFPBB News

【4月16日 AFP】シリア北部アレッポ(Aleppo)西郊のラシディン(Rashidin)で15日、反体制派に包囲された政府軍支配下の2つの町から逃れてきた人たちを乗せたバスを狙った自爆攻撃が発生し、43人が死亡した。

 在英のNGO「シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)」によると、バスには政府軍と反体制派の間で交わされた合意により同国北部の町フア(Fuaa)とケフラヤ(Kafraya)から退避してきた人々が乗っていた。

 同監視団は「自爆犯は支援物資を運んでいるはずの車を運転しており、バスの近くで自爆した」と説明した。死者のほとんどは退避中の民間人だったが、バスを警備していた反体制派の戦闘員数人も死亡したとしている。

 自爆攻撃は、フアとケフラヤの住民数千人が政府軍の支配下にあるアレッポや地中海(Mediterranean Sea)沿岸のラタキア(Latakia)県、首都ダマスカス(Damascus)に向かう途中で発生した。

 これら2つの町からは過去2年以上にわたり包囲された状態で暮らしていた5000人以上が退避。また14日には、反体制派が掌握する2つの町、マダヤ(Madaya)とザバダニ(Zabadani)からも2200人が退避した。

 政府側と反体制派の合意では他の2つの町からも人々を退避させることになっているが、退避させる反体制派の人数で双方の意見が一致せず、避難者数千人が道中で足止めされていた。しかし同監視団によると、自爆攻撃後に退避が再開された。(c)AFPBB News

最終更新:4/16(日) 9:02

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