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ホークス暗中模索の投手起用 摂津4回で非情の降板 同点で石川投入も裏目、プロ初黒星

西日本スポーツ 4/16(日) 8:40配信

 このところなかった二枚腰で、週末の本拠地を沸かせはした。9回の猛追及ばず結果は4連敗。「一時は逆転した。次の1点というところ。次の回に1点を取られたのはちょっと、痛いところはあったけど…ピッチャーも一生懸命、投げた中でのこと」。工藤監督の目に、3回の攻めから4回の守りにかけての流れが、大きな分岐点と映った。

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 デスパイネの移籍1号で逆転した直後の4回、摂津が先頭中島に同点弾を右翼テラス席へ運ばれた。自身で「真ん中に入ってしまった」と認める直球の失投だった。「力みもあった」という初回に2失点。その後に立て直し、援護を引き出しただけに悔やまれた。

 左肘の張りを訴えた和田を出場選手登録から外した。和田が投げるはずだった14日は中田の登板間隔を1日縮め、中5日でぶつけた。その中田に代わり15日を担うはずだった松坂が万全でなく、登板回避。そこで摂津を今季初めて投入した。流動的な状況で備えてきた、昨季まで5年連続の開幕投手。その右腕を同点の5回から石川に代えた。工藤監督は「同点のうちに。走者が出てからよりは(回の)頭から代えた方が救援陣もいきやすい」と説明した。非情に勝負に徹した。

 初めて同点で投入。「石川君の球威で1、2イニングいってほしいと。彼本来の腕の振りならオリックス打線といえども一回りぐらいはいけるかなと、信じていかせた」。結果は2回3失点で、プロ初黒星。先発陣に内容が伴わず、武田が右肩炎症で離脱した中、ブルペンの負担は大きい。スアレスが右肘手術で今季を棒に振った状況もある。

 2戦連続の2桁で今季最多の被安打13。4カード連続負け越しは大失速の昨年8月以来だ。「こういう時でも(石川が)投げられるようになったのは、5イニングを投げたあの投球があるから」。工藤監督は投入の根拠に、完敗ゲームの中、2番手で5回1安打に抑えた8日西武戦の姿を挙げた。苦しい中に光るものを見つけ、磨く道中が続く。

 14日にプロ初登板で3回を投げた高橋を出場選手登録から外した。摂津はきょう16日に同抹消の予定。ブルペンに加治屋、手薄な右打者に吉村を補充して臨む。でき得る限りの手を打ち、トンネル脱出を目指す。

=2017/04/16付 西日本スポーツ=

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最終更新:4/16(日) 8:40

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