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北朝鮮は「核実験と軍事パレードの順番を変えた」 次はトランプ大統領の本気度が試される

4/16(日) 14:02配信

AbemaTIMES

 世界最大級の原子力空母「カール・ビンソン」を中心とする無敵艦隊は、朝鮮半島近海に到着する。アメリカ対北朝鮮、一触即発の事態が目の前に迫っているのだろうか。

 トランプ大統領は11日のFOXビジネスネットワークで「北朝鮮は大きな過ちを犯している。私はオバマとは違う」と発言。

 先週行われた米中首脳会談で、トランプ大統領は習近平主席に「(アメリカと)良い貿易交渉をしたかったら北朝鮮について我々に協力することだ。さもなければ我々は単独でも行動する」と釘を刺したという。

 米中首脳会談の最中にシリアに発射された巡航ミサイルは北朝鮮に対する警告だった。スパイサー報道官は11日にホワイトハウスで「シリアで証明したように、大統領が必要だと思った時は断固たる決意で行動するだろう」と述べた。

 これに対し北朝鮮外務省は「我々への警告だと騒いでいるが、それに驚く我々ではない。力には力で立ち向かうべきであり、核戦力を強化してきた我々の選択の正しさを実証している」としている。

 アメリカの国家安全保障会議は在韓米軍への核再配備を提案した。日本も空母カール・ビンソンと自衛隊の共同訓練を予定している。これに対し北朝鮮の労働新聞は11日、「我が軍隊と人民は、明日直ちに核戦争が起きても恐れない。我々の核の照準はアメリカ本土にも向いている」とした。13日には金正恩氏が韓国でのテロ活動を担う特殊作戦部隊を指導する様子を公表し、核戦略以外の選択肢もあることを示唆した。

 12日に撮影された北朝鮮の核実験場の衛星写真では、坑道入口の車両や管理施設付近の人の動きも確認できる。核実験の準備は終わり、待機状態にあるとみられている。北朝鮮の韓成烈外務次官は14日、「最高指導部が決心した時に核実験が行われるであろう」と発言した。

 また15日には故・金日成主席の生誕105周年を祝う太陽節が行われた。今回のパレードで初めて公開されたのが弾道ミサイル「北極星」だ。潜水艦に搭載し、アメリカ本土も攻撃できると言われている。後に続いた「北極星2型」は北極星を改良した地上発射型ミサイルで、射程の長い新型中長距離弾道ミサイルだ。この他にも発射台付きの車両に載った新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)とみられるミサイルも初公開された。さらに顔を黒く塗った特殊部隊も初公開された。

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最終更新:4/16(日) 14:02
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