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【F2】バーレーン レース2:ド派手な完勝劇。フェラーリ育成のルクレールF2初優勝。松下ピットレーンスタートから14位

motorsport.com 日本版 4/16(日) 21:25配信

 FIA F2の開幕バーレーンラウンド、レース2が行われ、フェラーリ育成のシャルル・ルクレール(プレマ)がF2初優勝を果たした。

【写真】昨年7月のシルバーストンテストでフェラーリのF1マシンをテストしたルクレール

 前日に行われたレース1で8位に入り、リバースグリッドでポールポジションスタートの権利を手にしていた松下信治(ARTグランプリ)だったが、レース前にマシントラブルが発生。このため、ピットレーンスタートになり、せっかくの勝機が潰えてしまう。

 レースは、ルカ・ギオット(ロシアン・タイム)が素晴らしいスタートを決めて先頭をキープすると、アレクサンダー・アルボン(ARTグランプリ)が2番手をキープ。ルクレールが絶好のスタートで3番手に上がる。後方では、オリバー・ローランド(DAMS)とノーマン・ナトー(アーデン)が接触。ナトーがコース外にはじき出され、ウォールに接触してしまう。これでセーフティカーが出動。さらに後方ではセルジオ・セッテ・カマラ(MPモータースポーツ)がパンクチャーを起こし、ピットインした。

 4周目からレース再開。ここでも好スタートを見せたのはルクレールで、アルボンを交わして2番手に上がった。ローランドもアルボンを抜き3番手に浮上。その後もアルボンのペースは上がらず、徐々に後退して行ってしまう。

 9周目の1コーナーで、ルクレールがギオットをオーバーテイクし、首位に浮上した。この9周目を走りきったところで、アルテム・マルケロフ(ロシアン・タイム)がピットインしてタイヤを交換。マルケロフは、ソフトタイヤでスタートしており、ミディアムに履き替えたのだ。ピットレーンからスタートした松下も、ピットインして新品タイヤに交換。マルケロフと同ペースで前を追う。

 13周目の1コーナーで、ローランドがギオットをオーバーテイクし2番手に浮上した。

 14周を走りきったところで、首位を行っていたルクレールがピットイン。ルクレールはマルケロフ、松下の前でコースに復帰した。ルクレールのタイヤ戦略はマルケロフとは逆で、ミディアムからソフトへと交換している。ルクレールのピットインにより、ローランドが首位に立った。

 レース終盤、各車のペースが1分48秒台後半から1分49秒台に落ち込む中、タイヤを交換したルクレールは1分44秒台。圧倒的なペースで順位を挽回していった。

 レース終盤、上位を走っていたマシンたちは軒並みペースを落としていく。そんな中、ルクレールはハイペースをキープし、20周目の時点で5番手まで復帰。さらに21周目の1コーナーでニコラス・ラティフィ(DAMS)を、ターン4でジョーダン・キング(MPモータースポーツ)を交わして表彰台圏内に復帰した。

 首位争いのふたりは熾烈。22周目の1コーナーでギオットがローランドを交わして首位に浮上した。しかし、後方にはルクレールが追いついた。

 迎えた最終ラップ、ルクレールは1コーナーで2番手ローランドを、そしてセクター2で首位ギオットを交わして首位に返り咲き。そしてそのままチェッカーを受けた。

 昨年GP3を制覇し、F2昇格を果たしたばかりのルクレールが、ド派手なパフォーマンスで初優勝を果たした。2位はギオット、3位はローランド。ルクレールと同様にタイヤ交換を行ったマルケロフは8位、ピットレーンスタートだった松下は14位だった。なお、ローランドはナトーとの接触について審議対象となっている。

最終更新:4/16(日) 21:25

motorsport.com 日本版