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韓国大統領選がスタート=文、安氏「2強」が第一声へ

時事通信 4/17(月) 0:31配信

 【ソウル時事】韓国の朴槿恵前大統領の罷免に伴う大統領選(5月9日投開票)は17日、選挙運動が正式にスタートした。

 支持率で拮抗(きっこう)する革新系の最大野党「共に民主党」の文在寅前代表(64)と中道系野党「国民の党」の安哲秀元共同代表(55)による「2強対決」の接戦になる見込みで、保守層の動向が勝敗を左右する。

 安氏は17日午前0時、仁川港の海上交通管制センターを訪問し、選挙戦を開始。安氏陣営は3年前の4月16日に起きた客船セウォル号の沈没事故に触れ、「(同センター訪問は)第2、第3の惨事がない安全な韓国をつくるという候補の強い意志だ」と強調。深夜の選挙運動開始で、文氏の機先を制する狙いだ。

 一方、文氏は17日午前、南部・慶尚北道の大邱で第一声を上げる。大邱は朴容疑者=収賄容疑で逮捕=の出身地で保守の地盤。文氏陣営は「野党の不毛の地で高い支持を受け、初の『統合大統領』になる」と意気込みを語る。

 直近の世論調査によると、リードする文氏と安氏の支持率は3ポイント差で接戦を繰り広げている。保守系の自由韓国党(旧セヌリ党)からは洪準杓氏(62)が立候補したが勝てる見込みは薄く、文、安両氏による保守や無党派層の切り崩しが、命運を決めそうだ。 

最終更新:4/17(月) 11:01

時事通信