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<プロ野球>試合決したプロ10年目の代打・聖沢、5球目を

毎日新聞 4/17(月) 0:02配信

 ○楽天4-3日本ハム●(延長十回、16日・コボパーク宮城)

 桜の花びら舞う杜(もり)の都の本拠地に、過去最多2万7165人の観衆を集めた楽天が劇的なサヨナラ勝ち。貯金をリーグ優勝、日本一となった2013年以来の8に伸ばした。

 試合を決したのはプロ10年目の代打・聖沢。同点の延長十回1死一、二塁で、日本ハム・鍵谷の初球の速球に豪快な空振り。これで「思ったより速い。タイミングが遅れている」と判断して修正した。それが実ったのが5球目。再び来た速球を振り抜き、右中間へのサヨナラ二塁打とした。

 楽天はここまでチーム打率2割8分超と打線が絶好調。開幕から2番を担うペゲーロを筆頭に、島内、岡島の外野勢も当たっており、実績のある聖沢でさえ先発メンバーに入り込む余地が無い状態。それでも聖沢は「先発でないのは当たり前。与えられた仕事をこなすだけ」と淡々と語る。

 懸念材料は打率1割台の3番ウィーラーと4番アマダーだったが、この日それぞれ適時打を放ち、復調の兆しが見えてきた。

 誰も予想しなかったであろうこの開幕ダッシュだが、チームに浮ついたところはない。「貯金を作るのは大変だけど、なくなるのは早い」と聖沢。最下位の屈辱も日本一の喜びも味わってきた生え抜きのベテランが脇を固めているからこそ、楽天は首位を走っている。【岸本悠】

 楽天・梨田監督 こういう試合を取れたのは大きい。(サヨナラ打の聖沢は)とんでもないプレーをしてくれる選手。

最終更新:4/17(月) 0:02

毎日新聞