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西伊豆ダブル選 星野氏が現職破り県内最年少の首長に

伊豆新聞 4/17(月) 14:01配信

 任期満了に伴う西伊豆町長選と町議選は16日、投開票され、町長選は新人で前町議の星野浄晋氏(39)=田子=が、現職の藤井武彦氏(73)=同=を激しい一騎打ちの末に313差で破り、初当選した。現職では県内最年少の首長となる。町議選とのダブル選挙となった町長選だが、やや盛り上がりに欠け、投票率は前回を5・99ポイント下回る77・47%だった。

【表】西伊豆町長選と町議選 開票結果と各候補の様子

 町長選は目立った争点はなく、現町政への評価が大きな判断基準となった。星野氏は「町民の意見にしっかり耳を傾け、住民の声が届く“風通しの良い町政”に」と立候補し、具体的施策の一つとする幼保・小学校の高台統合移転をはじめ、町の防災施策拡充や高齢化対策などを重点に掲げた。世代を問わない“勝手連”による草の根活動を全町的に展開し、最後の最後まで票の上積みを徹底した。

 藤井氏は、県内初の町立幼・保育園の保育料・給食費完全無償化などを主な実績に掲げ、「町民の声を反映したスピード感ある町政運営と意識改革の実行」を引き続き主張したが、及ばなかった。

 期日前投票は、前回選より180人少ない2159人だった。

 西伊豆町仁科の星野氏の事務所では午後9時半、「当確」の一報が入ると待機していた支援者から拍手と歓声が湧き上がった。

 星野氏は「皆さんのおかげで西伊豆の新しい町長に当選することができました。町民の声をしっかり受け止めた町政運営をしてほしいという一票一票の結果」とお礼を述べ「介護保険、幼保育園・小学校の高台移転など課題は山積しているが、皆さんの声をしっかり聴き、まい進していきたい」と決意を示した。

 支援者を代表し、山本千穂さんの音頭で「(これからの町づくりに)ガンバロー」を三唱した。

 ■藤井氏「期待応えられなかった」

 落選の連絡を受けた藤井氏は、取材に対し「心配していたことが起きてしまったが、ある程度覚悟はしていた。率直に、私の不徳の致すところ。これまで一生懸命にやってくれた皆さんの期待に応えられなかった。新しい人には、公約に掲げたことをしっかりとやってほしい」と言葉少なに語った。

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最終更新:4/17(月) 14:01

伊豆新聞