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住宅ローンで審査落ち 大手銀行でダメなら「信金」

ZUU online 4/17(月) 8:10配信

みなさんは「信用金庫」にどのような印象をお持ちでしょうか。地元企業への融資や創業支援をしている、というイメージがある人も多いと思いますが、もちろん私たち個人の住宅ローンも取り扱っています。あまり知られていませんが、意外に見逃されがちな信用金庫の住宅ローンについてご紹介していきます。

■信用金庫と銀行の違いは

信用金庫は銀行と同じように預金や積立を行えますが、仕組みに大きな違いがあります。銀行は株式会社であり、株主のために利益を追求する組織です。しかし、信用金庫は地域住人や地元企業の相互扶助を趣旨としています。そのため、信用金庫は地元から他の地域へ進出することはなく、利益は地域発展や地域の活性化へも活かされています。

■信用金庫の強みは

組織の仕組みが銀行とは大きく違うことが分かりました。では住宅ローン商品としてはどうなのでしょうか。メリットやデメリットを検証してましょう。

【金利】
信用金庫ごとに金利は異なり一概にはいえませんが、大手銀行であるみずほ銀行の最低レートと同じ、変動金利0.625%(※2017年3月10日時点)というレートを採用している信用金庫もあります。個別に判断する必要はありますが、少なくとも「信用金庫の金利は高いわけではない」ということがいえるでしょう。

【審査面のメリット】
まず、大手銀行やネット銀行では審査がテンプレート化されているともいわれており、サラリーマンや公務員といった属性や年収・年齢などの条件により、マニュアル的に審査を行う傾向があるのです。マニュアル的な審査方法は効率的でコスト削減につながるかもしれません。しかし、中小企業のオーナーや自営業のなど型にはめることが難しいケースでは審査がしづらく通りにくくなってしまいます。その点、個々の案件を個別に判断する信用金庫では、上記のような事例でもしっかりと審査してもらえる可能性が高いです。つまり、信用金庫は審査にかなり融通が利くということがいえます。

【信用金庫のデメリット】
金利面でも勝負できる余地があり、審査面でもメリットがある信用金庫ですが、デメリットも知ってくことが必要です。まず先ほどふれましたが、信用金庫は地域の方が対象であり、顧客が来店したり営業員が訪問したりすることが基本スタイルですので、厳密な審査の必要な住宅ローンはインターネットでの申し込みを対応しているところはかなり少ないのが現状です。また、ネット銀行や店舗をもつ銀行と違って、借り入れ後の繰上返済についても店舗に行く必要があり、かつその手数料が必要になることも知っておくべきでしょう。

■信用金庫の住宅ローンが向いている人とは

信用金庫での借り入れや借り換えが向いているのは、どのような人なのでしょうか。その信用金庫の対象地域と縁が深い人、かつ個別に借り入れ・借り換えを行いたい人といえます。具体的には、以下のような人です。

・元々対象地域に暮らしていた、もしくは今現在暮らしており、同じ地域でマイホームを購入する人
・昔から親類等が信用金庫で口座を保有しており、誰かの家に営業員が定期的に訪問している人
・対象地域で自営業ならびに会社を経営している人
・将来、住宅ローン以外(事業性等)での借り入れを検討している人

意外と知られていませんが、これまでご紹介したように信用金庫には多くの魅力があります。ただ、中には「やっぱりメガバンクの方が」「便利なネット銀行の方が」という人もいるでしょう。すべての人に向くわけではありませんが、信用金庫に大きなメリットがあるのも事実です。もし興味を持っていただけたのであれば、是非とも一度地元の信用金庫をチェックしてみましょう。(提供:住宅ローンのすゝめ)

最終更新:4/24(月) 20:25

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