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伊豆の国ダブル選 市長選は小野氏が大差で再選

伊豆新聞 4/17(月) 14:51配信

 任期満了に伴う伊豆の国市長選・市議選は16日、投開票が行われ、無所属の現職と新人の3人で争った市長選は現職・小野登志子氏(72)=南条=が1万3045票を獲得し、新人・秋田清氏(66)=山木=の8509票、柴田三智子氏(58)=同=の3012票を大きく引き離し、再選を果たした。定数17の市議選は無所属の新人・井川弘二郎氏(30)=大仁=が上位で当選。市制施行後の最年少当選者となった。ほか、再選含め16人の新市議が誕生した。投票率は61・31%で、県議補選を含んだ4年前のトリプル選64・37%を3・06ポイント下回った。

 市長選は明確な争点がない中、2期目を目指す小野氏に新人の秋田氏と柴田氏が挑む構図となった。

 小野氏は4年間の実績をアピール。スポーツワールド跡地への企業誘致を本契約としたことなどを挙げた上で、「前に進めよう、伊豆の国市」をスローガンに新たな人の流れをつくることや観光振興、福祉施策を訴えることで続投を望む市民の声を取り込んだ。

 秋田氏は1年ほど前から高齢者や子育ての福祉向上を訴え続けたほか、サッカー場建設や新たな観光振興策を主張したが、現職の厚い壁に阻まれた。柴田氏は市内の各種団体と話をすることで浸透を図ったが、2月の出馬正式表明といった出遅れを取り戻すことができなかった。

 南条に構えた小野氏の選挙事務所には午後10時35分ごろ、当選確実の一報が入り、喜びが広がった。間もなく事務所に到着した小野氏は、支援者と笑顔でバンザイ三唱して再選を喜び合った。

 ■小野氏「実績評価うれしい」

 小野氏は「争点がよく分からない大変厳しい選挙だった。私だけではなく、これまでの行政すべての実績が評価され、認められてうれしい」と感謝。「今後は新しいマニフェスト『新七つの命題』を一つ一つ丁寧に実現したい」と述べた。

 ■秋田氏「現職の壁厚かった」

 秋田氏は午後10時45分ごろ、山木の選挙事務所で集まった支援者を前に「私自身の力不足だった。現職の壁は厚かった」と選挙戦を振り返り、「長い期間本当にありがとう」と感謝の言葉を述べた。

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最終更新:4/17(月) 14:51

伊豆新聞