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〔東京株式〕軟調=円高進行で安値更新(17日前場)

時事通信 4/17(月) 12:00配信

 【第1部】日経平均株価は前営業日比57円45銭安の1万8278円18銭、東証株価指数(TOPIX)は0.14ポイント安の1458.93と、ともに軟調な値動きで、取引時間中の年初来安値を更新した。米国経済の先行きや地政学リスクの高まりを警戒した円高進行が嫌気され、売り注文が広がった。出来高は7億3679万株。
 【第2部】10営業日ぶりに小反発。ぷらっとが急伸し、シャープは強含み。半面、安川情報、日アビオが下押した。出来高6651万株。
 【外国株】強含み。出来高4万7500株。
 ▽外部環境は依然不透明
 米国で前週末発表された、3月の小売売上高や消費者物価指数が市場予想を下回るなど低調な結果となり、米国経済の先行きに対する不透明感が強まった。故金日成主席生誕105周年に絡み警戒された北朝鮮情勢は、軍事パレードとミサイル発射が実施された。市場関係者の間では「想定されたものでは最もレベルが低かった」(大手証券)や「核実験や米軍の攻撃がなく、最悪のシナリオではなかった」(銀行系証券)との見方が主流だが、軍事的挑発を続ける北朝鮮情勢に対する緊張状態は払拭(ふっしょく)されていない。
 外部環境の不透明感が投資家心理を圧迫している状態に変わりはなく、日経平均株価は下値模索の展開からは抜け出せない環境だ。17日はイースター休暇を挟んだ週明けに伴い、海外投資家の動きが極端に鈍っている。個人投資家が小型株を積極的に売買している姿がうかがわれるが、大型株への波及は見られない。海外勢不在の中では日経平均を押し上げるには力不足で、「終日、安値圏で方向感の定まらない値動きになる公算が大きい」(同)との見方が大勢だ。

最終更新:4/17(月) 14:26

時事通信