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カシオ、PRO TREK初スマートウォッチの実力を都市カヤックで検証

アスキー 4/17(月) 11:30配信

4月21日に発売されるカシオ計算機「PRO TREK」初スマートウォッチ「WSD-F20」の実力をチェックするために、東京カヤックツアーに参加した

 カシオ計算機のアウトドアウォッチ「PRO TREK(プロ トレック)」ブランドから、初のスマートウォッチ「WSD-F20」が4月21日に発売される。すでに1月にラスベガスで開催された家電の見本市CESで発表展示され、3月にスイスで開催されたバーゼルワールドでも注目を集めた。
 
 WSD-F20はAndroid Wear 2.0を採用、5気圧防水性能、MIL規格準拠、そして大きな特徴は「低消費電力GPSとオフラインで利用できるカラー地図」だ。(詳細なスペックや機能については、「カシオ「PRO TREK」初スマートウォッチはオフライン地図対応「WSD-F20」!」をご覧ください)
 
 GPSとカラー地図はどんなシーンで有効なのかを検証するために、東東京を旧中川~小名木川~東京スカイツリー~北十間川のコースをカヤックで移動した。
 
Android Wear 2.0なのに有機ELを使わない理由
 筆者のようなスペック厨は、「Android Wear 2.0プリインストールのスマートウォッチなのに、なぜAMOLED(アクティブマトリクス式有機EL)を採用しなかったか?」が、真っ先に気になるのではないでしょうか? そ・れ・は、カシオ初のスマートウォッチ「WSD-F10」を踏襲し、モノクロ液晶とカラー液晶を重ねた二層構造ディスプレイを採用したため、とのこと。
 
 通常は太陽光下でも見やすいモノクロ液晶で時刻を表示し、手首を傾けるとカラー液晶に変化し地図や計測情報、アプリを表示するという、省電力と屋外利用を考慮したため。また、AMOLEDディスプレーは太陽光下では視認性がよろしくないという、欠点もある。
 
地図間の移動は「指タッチ」と「ボタン」の二刀流
 WSD-F20は、スマホを経由することなく本体に地図をダウンロードすることができる。行き先の地図を事前にWSD-F20上にダウンロードすれば、GPS情報と連動することでオフラインでも、地図上に取得した位置情報を表示してくれる。
 
 カヤックなどで、手が水に濡れたときはボタン操作で地図を拡大縮小し、通常時はディスプレーをつまんだり伸ばしたり、ピンチ操作できるなど、使い勝手は良好。ボタンは大きめなので、手袋を付けていても押し間違いなく操作できる。
 
地図上に目印を付けられる!
 カシオの独自仕様「ロケーションメモリー」は、特定の地点を記録できる。マークのデザインは約30種類と豊富。地図を縮小表示したときに、マークデザインの違いで目印を付けた理由がわかるので便利だ。
 
 また、電波圏内でスマホと接続することで、音声メモがテキスト化され地図上にメモを残すことができる。正直、スマートウォッチの画面サイズで文字を入力しようとすると面倒だが、音声入力の精度は良好なのでストレスなくメモができる。
 
カメラ連動でアクティビティに撮影できる
 カシオ計算機のアウトドアデジタルカメラ「FR」シリーズと連動し、WSD-F20をモニターの代わりにしたりシャッターを押すことができる。
 
FRシリーズはカメラをクリップで固定したり、バンドに付けることができるので、スポーツやアウトドア時に大活躍。WSD-F20と連動することで、日常と異なった視点で撮影ができる。
 
都市カヤックってメチャクチャた~のし~
 今回のカヤックは、押上駅が最寄りのパドルクエストさんのお世話になったのですが、普段とは異なるマイナス1mの視点で、東京を移動するのはメチャクチャ楽しいですね! 水上バスともまた違う醍醐味がありました。
 
 筆者はカヤック初体験だったのだが、途中で地図を確認できるので「あっ、こんなところにオシャレなカフェが♡」と地図にポイントを残したり、ヘコタレそうになったら地図でゴールまでのルートを確認して奮起してました。
 
 ゴールについて地図を確認したら、カヤックで通ったルートが円状に記されていて、感動的でした。ぜひ、プライベートで再訪したい!
 
製品名
WSD-F20
WSD-F10
プラットフォーム
Android Wear 2.0
Android Wear ※今春、Android Wear 2.0に対応予定
動作環境
Android 4.3以降/iOS 9以降(iPhone 5以降)
Android 4.3以降/iOS 8.2以降(iPhone 5以降)
ケース寸
およそ縦61.7×横57.7×厚さ15.3mm
およそ縦61.7×横56.4×厚さ15.7mm
質量
約92g
約93g
ディスプレー
1.32型、2層構造、カラーTFT液晶+モノクロ液晶
タッチパネル
静電容量式タッチパネル(防汚コーティング対応)
静電容量式タッチパネル
画面解像度
320×300ドット
CPU
非公開
メモリー
非公開
ストレージ
非公開
センサー
圧力(気圧/高度)センサー/3軸加速度センサー/3軸ジャイロセンサー/3軸方位(磁気)センサー
GPS
低消費電力GPS搭載、衛星3測位(アメリカのGPS、ロシアのGLONASS対応予定、日本のみちびき対応)
非搭載
カラー地図機能
搭載(オフライン対応)
非搭載(Android Wear標準アプリのGoogle MapsをAndroidスマホと連動し使用。iOS非対応)
マイクロフォン
搭載
バイブレーター
搭載
通信
Bluetooth V4.1/IEEE 802.11 b/g/n
電池寿命
【GPS使用なしの場合】
通常使用(カラー表示):約1日、(カラー表示オートOFF*):約2日、時計のみ(タイムピースモード):約1ヵ月以上【GPS使用時】毎秒測位(カラー表示):6~8時間(精度優先)/約18時間(バッテリー優先)、毎秒測位(カラー表示オートOFF*):7~9時間(精度優先)/約25時間(バッテリー優先)、間欠測位(カラー表示):約1日(6分間隔測位)、間欠測位(カラー表示オートOFF*) :約2日(6分間隔測位)
約1日以上(通常使用)、約1ヵ月以上(時計のみの場合)
充電時間
常温で約2時間
防水/耐環境性能
5気圧/MIL-STD-810G
発売ステータス
2017年4月21日予定
2016年3月
価格
5万5080円
7万5600円
※カラー表示オートOFFとは、非操作時にモノクロ液晶の時計表示に自動で切り替わる。※電池寿命は使用状況により異なる。
 
 
文● 飯島恵里子/ASCII

最終更新:4/18(火) 15:55

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