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西山ゆかり、大逆転V!最終18番で桃子に追いつきPO制す/国内女子

サンケイスポーツ 4/17(月) 7:00配信

 KKT杯バンテリンレディス最終日(16日、熊本・熊本空港CC=6452ヤード、パー72)首位に1打差の2位から出た西山ゆかり(34)=アマダホールディングス=が4バーディー、4ボギーの72で回り、通算4アンダーで並んだ上田桃子(30)=かんぽ生命=とのプレーオフを制し、2年ぶりのツアー通算2勝目を挙げた。完全Vを狙った地元・熊本出身の上田は2打リードの最終18番でボギーとして追いつかれ、3年ぶりの優勝を逃した。

 勝利の女神は34歳の“鉄人”にほほ笑んだ。西山が、完全アウェーの熊本で激闘を制した。

 「最後まであきらめない気持ちはあった。2打離れていたけど、何が起こるかわからないと思っていた」

 土壇場で追いついた。首位の上田と2打差で迎えた最終18番(パー5)。5メートルのバーディーパットを沈めてプレッシャーをかけると、上田が1メートル弱のパーパットを外した。プレーオフの1ホール目では上田が第2打を池に入れてボギー。西山はしっかりとパーセーブし、決着がついた。

 熊本地震から1年。2年ぶりの開催となった大会で、同組の上田がバーディーを奪うたびにギャラリーからは大歓声が起こった。それでも、西山は師匠の芹澤信雄(57)から「アウェーになると思うけど、(キャディーの)大庭ちゃんと楽しくやれよ」とメッセージをもらい、集中した。

 2015年の「meijiカップ」以来となるツアー通算2勝目。18歳でゴルフを始めた遅咲きで、「若い選手と同じ目線でいる。ベテランの域には全然いっていない」と話す。昨季は欠場は1試合のみ。36試合で全選手のなかで最も多い114ラウンドをこなした。神奈川・藤沢市内の実家は「竹寿し」を営んでおり、父・武光さん(74)が握るネギトロ巻きや赤貝がパワーの源。今大会前には3月28日に誕生日を迎えた父のお祝い会を家族で開き、リフレッシュした。

 「次は3勝目を目指したい。次週も頑張ります」。“鉄人”は、21日開幕の「フジサンケイレディスクラシック」で2週連続Vを狙う。

最終更新:4/17(月) 7:00

サンケイスポーツ