ここから本文です

「見た目問題」ネット上で反響、本人の思いは…「そういう反応は覚悟」「驚き減ってくれればいい」

4/20(木) 7:00配信

withnews

 顔の変形、あざ、まひ、脱毛……。特徴的な外見ゆえにいじめられ、就職や恋愛で困難に直面する「見た目問題」。当事者の1人、大学院生の石田祐貴さん(24)の思いを伝える記事が4月11日に配信されると、ネット上で大きな反響を呼びました。「多くの人に僕の症状を知ってもらえたことはありがたいです」と石田さん。「見た目問題」についての思いをあらためて聞きました。(朝日新聞記者・岩井建樹)

【画像】インタビュー集『顔ニモマケズ』の当事者たち 「見た目問題」生きやすい社会とは…

「偉業を成し遂げた人間でもないのにいいのかなぁ…」

――ネット上の反応をどう受け止めましたか

「正直、こんなに読まれるなんて、驚きました。ニュースサイトのトップで紹介してもらうような、偉業を成し遂げた人間っていうわけでもないのに…、いいのかなと。でも反響を頂いて本当にありがたいです」

――ネット上では、「この病気、はじめて知った」との声が多かったです

「取材を受けた目的は、一人でも多くの人に症状を知ってもらうことだったのでよかったです」

「勇気をもらった」メッセージ

――石田さんの前向きな姿に「尊敬する」「私の悩みなんてちっぽけだ」と自省する書き込みもありました

「僕の友人がフェイスブックで記事をシェアしたら、『勇気をもらったと、石田さんに伝えて下さい』」などと、多くの人からメッセージが届いたそうです。ほんの少しでも誰かの役に立てたのかなと実感できて、今回取材を受けてよかったなと思いました」

「あとネット上の反応ではないですけど、大学内で、『記事読みましたよ、よかったです』と温かい声をかけてくださる方もいました」

「そういう反応をする人がいることは覚悟」

――「写真に驚いた」「街中で会ったら、見てしまう」という反応も

「素直な反応だと思います。この記事で知ったことを機に、驚きも減ってくれればいいなと思います」


――中傷の書き込みも一部ありました。取材を受けるとき不安ではありませんでしたか

「僕の人生を振り返っても、そういう反応をする人がいることはわかっていますので、覚悟していました。ですから、中傷が怖くて取材を受けることについて不安を感じることはありませんでした」

「取材に答えることで、自らの人生を整理できるので、自分にとっても発見があります」

1/2ページ

最終更新:4/21(金) 10:27
withnews