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元“ケイコ先生”浪曲師の春野恵子の挑戦 ロックを融合し若い世代にアピール

夕刊フジ 4/17(月) 16:56配信

 大阪で活動する浪曲師、春野恵子が挑戦を続けている。4月23日には東京で京山幸枝若、京山幸太とともに三人会を開くだけでなく、自身は演劇の舞台に上がり、ロックを融合させた浪曲を披露するなど若い世代へもアピールに余念がない。

 春野は「進ぬ!電波少年」(日本テレビ系)で“家庭教師ケイコ先生”としてブレーク。その後、春野百合子(昨年10月25日死去)の門をたたき、2006年に浪曲師デビューした。

 関西浪曲界の重鎮・京山幸枝若、その弟子で新進気鋭の若手・京山幸太との三人会は、大阪では15年5月から毎月1回開催。東京でも昨年6月に進出し、隔月のペースで行っている。

 「師匠が亡くなった今、幸枝若師匠から学ばせていただくことは、本当に多いんです。そして、若手の幸太くんからは刺激を受けています。私たちの世代が浪曲を次の世代に伝えていくためにも大切な舞台です」

 4月23日には東京・内幸町ホールで「念願叶って東京公演・特別編! 浪花ともあれ浪曲三人舞台」を開催する。

 特別編と銘打つだけあって、ゲストに舞台「マンザナ、わが町」(15年)で浪曲師、オトメ天津を演じた女優、熊谷真実。「舞台前に熊谷さんに浪曲の基本をお教えしましたが、節や啖呵をすぐにマスターされる筋のよさに驚かされました」

 活動の幅は浪曲にとどまらない。今では演劇の舞台にも積極的に上がる。ネタにロックの名曲を織り込んだ「ロック浪曲」にも挑戦している。

 「まずは浪曲を知ってもらうことが一番。浪曲って実は歌あり、ドラマありのエンターテインメント。その面白さをもっと伝えたいと思い、いろいろやっているんです」

 23日の公演の問い合わせは公演事務局((電)080・6196・7150)。

最終更新:4/17(月) 16:56

夕刊フジ