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キングス、猛追及ばず Bリーグ第53戦

琉球新報 4/17(月) 10:33配信

 プロバスケットボールBリーグ1部の琉球ゴールデンキングス(西地区3位=25勝27敗)は16日、沖縄市民体育館でシーホース三河(同1位=42勝10敗)と今季第53戦を行い、87―90で15日に続きホーム2連敗を喫した。同日の試合で大阪が名古屋を制したため、大阪が勝率でもキングスを上回ってチャンピオンシップ圏内の2位を堅持し、キングスは3位のままだ。第1クオーター(Q)の序盤から0―7とリードを許した。しかし、アンソニー・マクヘンリーやレイショーン・テリーの連係で勢いづき、一進一退の攻防が続いた。第3Qはファウルからのフリースローで失点が続いて一時、失速したが、第4Qはテリーが素早いドライブで立て続けに加点した。ファウルゲームの中で2点差に迫ったが振り切られた。次戦は22、23の両日、今季0勝4敗と全敗している大阪エヴェッサと大阪府民共済SUPERアリーナで対戦する。(観客数3213人)


三河(43勝10敗)
90―87(22―17,19―19,24―19,25―32)
キングス(25勝28敗)

 【評】第1Qからリードされるも、キングスは外国人勢の連係で歯車が回り始め、前半は互角の展開が続いた。第3Qは15日同様、ファウルからフリースローが相次いで点差が開いたが、第4Qでレイショーン・テリーの活躍で点差が一気に縮まる。終盤は両チームファウルゲームとなったが、キングスは要所で守りきれず最後に競り負けた。
(嘉陽拓也)

◆追い上げるのは難しい

 伊佐勉HC(キングス)の話 選手は準備してきた事を最大限に遂行したが(リードを許した)第1、3Qの出だし3分が良くなかった。三河のハイレベルなバスケに対し、そこから追い上げて勝つのは難しい。クロスゲームだったが完敗だ。次の大阪戦は何が何でも勝つ。やるべきパフォーマンスを発揮する。

◆観客の声援に参った

 鈴木貴美一HC(三河)の話 キングスのハードなプレーと観客の声援に参った。いろんな状況があるが、残りのレギュラーシーズンはしっかり自分たちのプレーができるようにしたい。県勢の狩俣昌也は入団当初と違い、ゲームメークができて素晴らしい。


◆第1、3Q序盤悔やむ

 西地区で単独1位を走る三河に対し、キングスは第4Qにレイショーン・テリーが個人で20点を積み上げる大車輪の活躍で勝利をつかみかけたが、猛追も及ばなかった。伊佐勉HCは大健闘した選手をねぎらいつつ「クロスゲームだが完敗だった」と、点差以上に悔しさをあらわにした。

 この日のキングスは得意とする素早い展開に三河を引き込んで泥臭くリングを狙ったが、監督や選手は異口同音に第1、3Qの出だしのまずさを敗因とした。試合開始3分でファウルも絡み0―7と、強豪相手に厳しい状況からの反撃だった。まずアンソニー・マクヘンリーのロブパスをゴール下で受けたテリーが得点。津山尚大の3点弾2発などで一時、逆転につなげた。

 第2Qは田代直希の冷静な攻めが点に結び付く。15日の試合では駆け引きに負けてパスカットされた反省を生かし、素早くボールを散らして好機をつくり、ゴールにつなげた。

 第3Qは第1Q同様、ファウルからの失点で最大15点差に引き離されたが、第4Qでテリーが爆発。身長や体格で勝る相手にスピード勝負を仕掛け、ファウルを誘い点を詰める。だが、最終盤のファウルゲームは三河に軍配が上がった。

 攻撃に爆発力があっただけに第1、3Qの点差が惜しまれる。リーグは残り7試合。次戦の大阪には今季全敗しているだけに、テリーは「残り試合全て勝つつもりで臨んでいく」と語った。(嘉陽拓也)

琉球新報社

最終更新:4/17(月) 10:33

琉球新報