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G・阿部がV打&坂本勇は打率・375!セ最強打撃3冠コンビで連勝

サンケイスポーツ 4/17(月) 7:00配信

 (セ・リーグ、中日0-2巨人、6回戦、巨人5勝1敗、16日、ナゴヤD)3、4番が勝利を呼んだ!! 巨人は16日、中日6回戦(ナゴヤドーム)に2-0で競り勝ち2連勝。3カードぶりの勝ち越しを決めた。七回に打点、本塁打でリーグ“2冠”の4番・阿部慎之助内野手(38)が均衡を破る右前適時打。3番・坂本勇人内野手(28)は2安打2得点で打率・375とし、リーグトップに並んだ。投げては5投手で今季初の完封リレーを飾った。

 内角の直球をフルスイングで捉えた打球は、ジャンプする一塁手・ビシエドの頭上をライナーで越えた。二走・坂本勇が悠々と先制のホームイン。左翼席でオレンジのタオルを振り回して喜ぶG党を見ながら、阿部は一塁ベース上で少しだけ頬を緩めた。

 「なかなか打てるボールが来なかったけど、最後の内角球にうまく対応できた」

 中日の先発・吉見に対し、巨人打線は六回までわずか2安打。七回、先頭の坂本勇が右翼線二塁打で出塁し、打席が回ってきた主砲は「やはりコントロールがいい。チャンスボールはなかなか来ない」。打つなら得意の内角に絞るしかないと、腹を決めた。

 5球目まで一度もバットを振らずに、外角の変化球を見極めた。フルカウントからの6球目は内角へ142キロの直球。決して甘い球ではなかったが、うまく体が反応した。「我慢できてよかったよ」。

 5本塁打、19打点はいずれもリーグトップ。打率・358は5位と開幕から好調を維持している。昨季は右肩痛で開幕を2軍で迎えた。交流戦のスタートとなった5月31日のオリックス戦にDHでようやく初出場。思うように送球ができず、当時の状態を「素人以下だった」と振り返る。

 プロ17年目のために、オフは“新兵器”のボディーブレードを取り入れた。1990年代に深夜の通販番組で米大リーグ通算303勝の左腕、ランディ・ジョンソンがCMに出演していたトレーニング器具。グリップを握り、リズミカルに動かして肩の筋肉を鍛えた。「米国で再流行していてね。見た目よりも結構きついんだ」。ど派手な活躍の裏には、地道に流した汗がある。

 坂本勇が出塁し、阿部がかえす。開幕から不動の新旧主将による3、4番コンビの連打で得点したのは、14試合で7度目(チームの成績は4勝3敗)。そのうち坂本勇が阿部の一打で生還したのは4度ある。この日2安打し、打率でリーグトップに並んだ坂本勇は「何とか勝ちたかった。競った試合で勝てたのは大きい」とうなずいた。

 高橋監督は「阿部はさすが。1球に勝負をかけたように見えた」とたたえ、「苦しい試合だったけど、勝ち切れてよかった」と今季初の無失点勝利に目尻を下げた。接戦を取れてこそ、強いチーム。それが目標の日本一へつながる。

最終更新:4/17(月) 7:00

サンケイスポーツ

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