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蓮如の御影、遺徳しのび福井へ 京都・東本願寺を出発

京都新聞 4/17(月) 23:00配信

 本願寺中興の祖、蓮如(1415~99年)の肖像画「御影(ごえい)」を携え、僧侶や門信徒が京都から福井県あわら市まで約240キロを歩く「蓮如上人御影道中」の一行が17日、小雨の中、京都市下京区の真宗大谷派本山・東本願寺を出発した。
 阿弥陀堂で御下向式を行い、念仏を唱えた後、御影を専用のこしに入れた。供奉人(ぐぶにん)と呼ばれる門徒8人をはじめ、自主参加者を含む約40人が、雨よけのビニールをかぶせたこしを載せたリヤカーを引き、「蓮如上人さま、東本願寺おたち」の掛け声とともに、北陸を目指した。
 供奉人の責任者「宰領」を務める航空機整備士橋爪昭人さん(44)=千葉県成田市=は「大役ですが無事にお届けしたい」と話した。
 御影道中は、北陸で念仏の教えを広めた蓮如をしのぶ行事として1752(宝暦2)年から続く。一行は真宗大谷派の寺院に立ち寄りながら、湖西経由で23日に吉崎別院(福井県あわら市)に到着する。法要後、5月2日に同別院を出発し、湖東経由で、同9日に東本願寺に戻る。

最終更新:4/17(月) 23:34

京都新聞