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西山、まさかのV「正直、2位狙ってた」 プレーオフ制し、待望の2勝目

4/17(月) 6:03配信

デイリースポーツ

 「女子ゴルフ・KKT杯バンテリンレディース・最終日」(16日、熊本空港CC=パー72)

【写真】美脚&スマイル! 西山ゆかり

 1打差2位でスタートした西山ゆかり(34)=アマダホールディングス=が、通算4アンダーで並んだ上田桃子(30)=かんぽ生命=とのプレーオフを制し、2015年のmeijiカップ以来となるツアー2勝目を飾った。2打差で迎えた最終18番で追いつき、プレーオフ1ホール目で決着をつけた。地元熊本での優勝を目指した上田は、18番でまさかの3パットボギー。プレーオフでは2打目を池に落としてボギーとし、パーセーブの西山に敗れた。

 待ち焦がれていた2勝目が、大どんでん返しで西山のもとへやって来た。

 桃子を追って2打差で迎えた最終18番。「正直、単独2位を目指してました。途中で今日は桃子ちゃんの日だと思ってたので」と話すが、ピン奥から5メートルのバーディーパットをねじ込むと、桃子の短いパーパットが外れて追い付いた。「最後まで何が起きるか分からない。プレーオフになった時に頑張ろうと思った」。1ホール目、上田が池に入れたのを見て冷静にパーセーブし、栄冠をつかんだ。

 「キャディーしてくれた大庭長人プロは南阿蘇村で被災されたし、昨日は祖母の一周忌だったし…私にとってもこの大会は特別でした」と西山。大庭プロは地震で中止になった昨年大会もキャディーを務める予定だった。ちょうど1年前の「本震」は実家で被災し、約1週間を避難所で過ごした。2年越しにバッグをかついだ選手が頂点に立ち「まさか優勝するなんて。奇跡だ」と感無量だった。

 西山は「夢みたい。でも初Vの時とは違って、自分なりに考えてコース戦略ができた。粘る力もついてきたと思います。次の目標は3勝目、ですね」ときっぱり。34歳、遅咲きの天然レディーはこれからが旬だ。

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