ここから本文です

<長崎市長銃撃10年>市民ら冥福祈る 現場に献花台

毎日新聞 4/17(月) 11:21配信

 2007年4月、長崎市のJR長崎駅近くの路上で伊藤一長・前市長(当時61歳)が暴力団幹部から銃撃されて死亡した事件の発生から17日で10年となった。現場となった同市大黒町の歩道に午前9時過ぎに献花台が設けられ、訪れた市職員や市民らが伊藤前市長の冥福を祈った。

 現場で手を合わせた同市城山台の主婦、藤井由美子さん(60)は「まさか長崎であんな事件があるとは思わず、当時は驚いた。将来を嘱望された市長だっただけに、今も生きていてもらえたらと思っています」と話した。

 田上富久市長は「事件に対する憤りと悲しみは今も忘れることはない。伊藤前市長の冥福を祈り、市民と心を一つにして暴力のない、安全で安心して暮らせるまちづくりに全力で取り組む」とのコメントを発表した。

 事件は、伊藤前市長が4選を目指して出馬した市長選期間中の07年4月17日夜に発生。遊説を終えた伊藤前市長が選挙事務所前に戻ったところ、背後から銃弾2発を撃たれ、翌18日未明に死亡した。殺人罪などに問われた元暴力団幹部は無期懲役の判決が確定している。【浅野孝仁】

最終更新:4/17(月) 11:21

毎日新聞