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あす日米経済対話 麻生氏の「交渉力」カギ

産経新聞 4/17(月) 7:55配信

 日米経済対話は、良好な日米関係にとって対立案件になりかねない経済問題を協議する場となる。「米国第一主義」を掲げるトランプ米政権と同盟の絆を維持しつつ、経済分野でもウィンウィンの関係を構築できるか。重責を任せられた麻生太郎副総理兼財務相の交渉力が問われる。

 「トランプ氏の話は全てディール(交渉)でわかりやすい。だからこっちもそういう話の仕方をすればよく通じる」

 麻生氏は2月の日米首脳会談で経済対話の立ち上げが決まった後、周辺にトランプ氏との向き合い方を分析してみせた。

 さらに、「米政権にとっては、2年後の中間選挙までにいかに何か引き出したかという説明ができるかなんだ」として、初回で難題を突きつけられることはないと踏んでいる。

 ただ、先の米中首脳会談でトランプ氏は取引外交を実践。習近平国家主席は米国の対中貿易赤字削減に向けた「100日計画」などの受け入れを余儀なくされた。トランプ氏は12日の米紙ウォールストリート・ジャーナルとのインタビューで習氏に「取引したいか? それなら北朝鮮の問題を解決してくれ」と迫ったことを明らかにしている。

 日本政府内には「貿易だけで同盟国をたたくことはない」との声もある。しかし、トランプ政権が発足時よりも現実路線に追い込まれている中、米国内向けの成果を日本に求めてくる可能性は否定できない。(田北真樹子)

最終更新:4/17(月) 7:55

産経新聞