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渡辺一2位「力不足」 男子200平 競泳日本選手権

産経新聞 4/17(月) 7:55配信

 男子200メートル平泳ぎの世界記録保持者である渡辺一の記録更新はならなかった。リオ五輪銅を上回る力泳も、リオの金メダリストをしのぐタイムをたたき出した小関の前ではかすみ、「最後の50メートルで粘りきれないのは力不足」と肩を落とした。

 最初の50メートルと100メートルを世界記録を上回るペースで通過し、場内は一気に盛り上がった。後半にばてることを覚悟して積極的なレース運びを選択したが、「分からないところで疲れがたまっていたのかもしれない」と、ラスト50メートルで逆転を許した。

 1月に打ち立てた2分6秒67の世界記録は通過点にすぎない。目指すのは2分5秒台で、達成に不可欠と考えているのが前半の100メートルを1分0秒台で入ることだ。

 この日は1分1秒台でも最後に力尽きたが、「思い切ったレースをして課題が明確になったのは収穫」と前向きに受け止めた。

 リオ五輪で挑戦者だった20歳は最速の男となり、ライバルたちのターゲットとなる立場に変わった。「世界選手権では小関さんとワンツーフィニッシュを狙う」。もちろん、理想は世界記録を更新した上での頂点だ。(奥山次郎)

最終更新:4/17(月) 7:55

産経新聞