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「正義感強い人…」救出試みた男性悼む声 川崎踏切事故

朝日新聞デジタル 4/17(月) 19:48配信

 川崎市川崎区の踏切で15日朝、踏切内にいた男性を助け出そうとして、横浜銀行の人財部主任人事役、児玉征史さん(52)=横浜市鶴見区=も電車にはねられて死亡した。先に踏切内にいて亡くなった男性は川崎区内の77歳の無職男性と確認された。捜査関係者によると、男性は「死にたい」と周囲に漏らしていたといい、自殺の可能性があるという。児玉さんを知る人は「正義感の強い人だった」と惜しんだ。

【写真】児玉征史さん=フェイスブックから

 京浜急行・八丁畷(はっちょうなわて)駅近くの現場には、17日も花束を手向ける人が相次いだ。

 横浜銀行で児玉さんの先輩だった経営コンサルタントの大関暁夫さん(57)=埼玉県熊谷市=によると、採用担当だった児玉さんは選考に漏れた学生にも「ここをアピールしたらきっといい会社に就職できる」と親切に助言していたという。「困っている人がいれば力になりたいと思うタイプ。上には好かれ、下からの人望も厚かった」

 大関さんが結婚した時は式の司会をしてくれた。1月にあった大関さん主宰の異業種交流会では「5月の交流会にも来ます」。それが最後の会話になった。

朝日新聞社

最終更新:4/17(月) 20:33

朝日新聞デジタル