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朴前大統領を起訴=ロッテ会長も立件―韓国検察の捜査終結

時事通信 4/17(月) 16:50配信

 【ソウル時事】韓国の朴槿恵前大統領(65)が韓国最大の財閥サムスングループからの巨額収賄などの疑いで逮捕された事件で、検察特別捜査本部は17日午後、朴容疑者を起訴したと発表した。

 また、韓国ロッテグループの重光昭夫(韓国名・辛東彬)会長(62)を朴容疑者らへの贈賄の罪で新たに在宅起訴した。

 朴容疑者の親友、崔順実被告(60)の国政介入疑惑に端を発し、朴容疑者の罷免、逮捕に発展した一連の事件の捜査はこれで終結する。

 大統領経験者の逮捕、起訴は全斗煥、盧泰愚両氏に続き3人目。朴容疑者の罷免に伴い5月9日に行われる大統領選への影響を考慮し、17日の正式な選挙運動開始に合わせ起訴し、捜査を終えることになった。

 朴容疑者は崔被告と共謀、サムスンの事実上のトップ、サムスン電子副会長の李在鎔被告(48)の経営権確立に協力する見返りとして、約298億ウォン(約28億円)、約束分を含めれば総額433億ウォン(約42億円)の賄賂を受け取った疑いを持たれている。

 さらにロッテの重光会長から、ロッテの免税店事業認可に絡み不正な請託を受け、見返りとして約70億ウォン(約6億7000万円)の賄賂を受け取ったとみられている。

 これに対し、ロッテは声明で「(重光会長の)起訴決定は残念だ」と強調。「国家的関心事案について協力要請を受け、企業の社会的責任の観点から、正式な寄付金手続きを経て支援した」と釈明した。 

最終更新:4/17(月) 21:21

時事通信