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波乃久里子 藤山直美の代演で46年越しの父娘“競演”

デイリースポーツ 4/17(月) 18:26配信

 女優の波乃久里子(71)が17日、都内で行われた、新橋演舞場の7月公演「七月名作喜劇公演」(3~25日)の製作発表に、女優の浅野ゆう子(56)、俳優の喜多村緑郎(48)、歌舞伎俳優の市村萬次郎(67)らと出席した。

 元来は女優・藤山直美(58)の座長公演2本を上演予定だったが、2月に藤山が初期の乳がんであることが発覚し、中止に。そのため、1本目の「お江戸みやげ」は主演を藤山から波乃に変更。2本目は浅野が主演の「紺屋と高尾」に演目ごと変更した。

 「お江戸みやげ」は元来、歌舞伎の演目で、1961年の初演から71年までは、波乃の父である故・17世中村勘三郎さんが主役の「お辻」を演じた。46年前に父が演じた役を、歌舞伎俳優以外で始めて演じる波乃は「私は16歳の時に、父・17世勘三郎が演じたのを見て、これは女優には無理だなと思った。それを直美さんが挑戦なさるって聞いたんで、すごく楽しみにしていたんですが、ご病気になられて、私が代役になりまして…」と神妙な表情。「直美さんに喜んでもらうためにも、一生懸命やらせていただきます」と誓った。

 また、「紺屋と高尾」で初めておいらん役を演じる浅野は「ずいぶん前から、機会があれば演じさせていただきたいと思っておりました」と意欲十分。だが「先日、お写真を撮らせていただいた時に、ビックリしました。7月までに首と腰を鍛えようと思いました。カツラが約5キロだそうで、前に大きな帯がありまして、それと打ち掛けとで20キロ。25キロのものを着て高いゲタに乗るんですが、1人で乗れませんでした」と苦労も口にした。

最終更新:4/18(火) 12:34

デイリースポーツ